FC バルセロナ財団による奇跡の一枚
2008年チャリティカレンダーにまだ数ヶ月の赤ん坊だったラミン・ヤマルが若きレオ・メッシの腕に抱かれている一枚の写真があるが、これはジョアン・ラポルタが会長を勤めていた際にFCバルセロナ財団が行った仕事により可能になったのだった
赤ん坊のラミン・ヤマルを腕に抱くレオ・メッシの写真は世界中を駆け巡った。この若き才能ある選手がユーロでスペイン代表と共に活躍をした後ではなおさらだ。
運と偶然がこの奇跡的な瞬間を生み出した。バルサの世界的なレジェンドとその後を追うもう一人の才能ある選手との出会いは、ジョアン・ラポルタが会長を勤めた第一期に、FCバルセロナ財団が2008年に行ったチャリティアクションによって生まれた。
2004年から、FCバルセロナ財団 とスポルト紙は、カレンダーを製作しており、その収入は、ユニセフと財団法人に寄付されている。2008年のカレンダーは、様々な財団法人のプログラムを知ってもらうことを目的に トップチームの選手の協力を得て作成された。当時、それを率いたのは、現在の財団法人のジェネラルディレクターであるドクター・マルタ・セグだった。
バルサと財団法人が協力する選手と写真に使用される子供達を選んだ。この偶然が当時20歳だったレオ・メッシとまだ生まれて数ヶ月だった赤ん坊のラミン・ヤマルを結びつけ、二人の人生が初めてそこで交差したのだ。
このイニシアチブの中で、参加した選手には現在もFCバルセロナに所属しているスポーツディレクター、サッカー強化担当のデコやサッカーエリアコーディネーターのボジャン・クリキッチ、バルサ・アトレティク監督のラファ・メルケスが含まれている他、元バルサの選手、監督であり、現在も財団法人大使として務めているチャビ・エルナンデスが協力していた。
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