アルメリア - バルサ: 目的は2位の座の確定

バルサにとって3試合が行われる週だ。月曜日にレアル・ソシエダを前に堂々と勝利を手にした後、今回はアウェー戦だ。対戦相手は、アルメリア、キックオフは現地時間21時半からであり、今回は、2位の座を確定する絶好の機会となる。それはすなわち、来季のスペインスーパー杯出場権をも意味している。ジローナがビジャレアルを前に僅差で負けたため、バルサがパワーハウススタジアムで勝利をあげれば、残り勝ち点6点が残っている中、再び、勝ち点は4点差となる。よって、この最低限の目標に達するために大きな第一歩を踏み出すには、勝利を勝ち取るしか道はない。 

ホームでの勝利を目指すアルメリア

そのためには、既に降格が決まっているアルメリアを前に、バルサは自身の課題をこなさなければならないが、今回、難しいシーズンを手にしたアルメリアはその一方で、サポーターを前にホームでの初勝利を贈りたいと考えている。手にした3勝（リーガで2勝、国王杯で1勝）は全てアウェー（タラベラ、ラス・パルマス、ラヨバジェカーノ）だったからだ。甘く見てはならない。バルサにとっては、過信が最大の敵となる。

実際、アルメリアは非常に多くの問題を生み出したチームだ。チャビ・エルナンデスは、バルサを率いてから3回戦っているが、そのうち2回は、 2022/23年であり、アルメリアのホームで苦労させられた末に  2-0 をもぎ取った。それはジェラルド・ピケの最後の試合だった。また、リュイス・コンパニスオリンピックスタジアムでプレーした際は、2度に渡って追いつかれ、キャプテンのセルジ・ロベルトがダブルゴールを決めたおかげで、最終的に勝ち逃げたのだった (3-2)。

監督対決

また、興味深い点としてチャビ・エルナンデス対ペペ・メルの監督対決があげられる。アルメリアはビセンテ・モレノが7節までつとめ、その後、アルベルト・ラサルテが2節率いた後、ガイスカ・ガリタノがベンチに座り、28節からはペペ・メルが手綱を率いている。