ジョアン・ラポルタ「VARは、大会をより公正にすべく助けるツールであり、その反対ではない」

ジョアン・ラポルタは、クラブメディアを通して、サンティアゴ・ベルナベウで今週の日曜日に行われた試合でのVARの使用についての立場を明らかにした。「FCバルセロナの会長として、世界中のカレンダーで最も重要な試合の一つとして、スケジュールが記されている試合で、 VAR のようなツールの誤用が行われた翌日にその不満を表明したい」と訴えた。

更に、「ご存知のように、私は、決して、VARの積極的な擁護者ではない。その適用の仕方がサッカーの瞬間的な自発性を失うことになると信じているからです。だが、それがあるのは、常に不公平な決定を下す原因があるのであれば、そういったミスを避けるために使用するためのものです」と続けた。 

ラポルタ会長は、「私がこのように現れるのは、昨日、VARが不適切に使用されたことのバルセロニズムの不快感を表現したいだけではなく、私たちの間で長い間、使用されているツールであるにもかかわらず、試合やチームによって、矛盾のある基準があり、混乱を引き起こし続けていることを強調したいからです。FCバルセロナの会長として強調したいのは、同時に私たちの大会は権力があり、成功もあり、世界中のあらゆる場所で何百万人という人々がフォローしていますが、だからとって、VARの使用が私たちの大会で過小評価されている時に批判に晒されないですむわわけではないということです」とスピーチを続けた。 

認められなかったゴールについて

FC バルセロナの会長は、また、前半28分に、ラミネ・ヤマルのシュートをゴールポストの下から、ルニンが取り出したプレーについても言及した。「主審の仕事が困難であることを私たちは理解しています。ですが、まさに、だからこそ、（VARのような）ツールがあるのです。それは、大会をより、公平にする助けになるものであり、その逆であってはなりません。昨日、多くの議論の余地があるプレーがありましたが、 その中には、試合の最終結果を帰る可能性がある重要なものがありました。渡したが話しているのは、ラミネの認められなかったゴールについてです。クラブとしては、何が怒ったのかを正確に知りたいので、FCバルセロナから、早急に審判技術委員会とスペインサッカー協会に対し、私どもにプレーに関するすべての映像がそうと音声を提供するよう、妖精することをお伝えします」

そして、「もし、文書が分析された結果、クラブがプレーの評価に誤りがあったと理解した場合は、この状況をひっくり返すための適切なあらゆる措置をとる準備ができていますし、もちろん、必要とあれば、法的措置を排除することもありません。ゴールが合法であったと確認されたら、更に踏み込み、VARのミスにより、ヨーロッパで行われているように、試合のやり直しを求めることも辞さないつもりです。最後に、このプレーに焦点を当てているとはいえ、私たちは、同時にこの試合を通して、多くのアクションで、l VARで検討することができたにもかかわらず、不可解な理由により主審側がこのツールを無視したことが明らかだったことも強調したいと思います」と結論づけた。

最後に、ジョアン。ラポルタ会長は、バルサのサポーターに直接、「バルサの会員の皆さん、バルサファンの皆さん、クラブのこの立場は、無償でも有利なものでもありません。それどこから、このアクションは、私たちが無防備な状態に置かれており、ピッチ上で多くのアクションが私たちを不当に扱ったことに対し、苦しまされ、その一方で私たちのライバルにメリットが与えられたものであり、その両者の結果が、リーガの最も高みにある勝ち点差を証明しているのです」と呼びかけた。