カディス - バルサ:ジョアン・フェリックス弾で勝ち点3
リーガ31節、ヌエボ・ミランディージャで行われたカディス対FCバルセロナ戦は、ジョアン・フェリックスが決めたゴールが、勝利弾となり、バルサは敵地で勝ち点3を手に入れた。
スタメンのローテーション
チャンピオンズリーグベスト8第一レグと第二レグの間に行われたリーグ戦、カディスとの対戦に、チャビ・エルナンデスは、数日前にPSGを前に2-3で勝利をあげた際と、がらりと顔ぶれを変えたイレブンをピッチに送った。チャビは、カディス戦のピッチに、テア・シュテーゲン、クリステンセン、クバルシ、セルジ・ロベルト、フォルト、マルコス・アロンソ、ロメウ、ビトル・ロケ、フェルミン、ジョアン・フェリックス、フェランのイレブンを送った。
リーガでも最後まで戦い続けるためにピッチに飛び出したバルサのスタメンだが、残留を決めるために負けられないホームチームも、スタートから攻めてきた。再び、スタメンとなったクバルシやテア・シュテーゲンも、その守備力を発揮しなければならないシーンもありながら、前半30分を過ぎても、両者ともゴールはかなわず、スコアレスドローの状態が続いた。
守備もアート 🧱#LaLigaHighlights #CádizBarça pic.twitter.com/hkBBlZZ0df
— FC バルセロナ (@fcbarcelona_jp) April 13, 2024
ジョアン・フェリックスのスーパーゴール
待望の先制点が訪れたのは、前半36分だった。フェラン・トーレスのセンタリングを受けたジョアン・フェリックスは、スペクタクルなオーバーヘッドキックで、レデスマの手が届かない隅にボールを突き刺してみせた。バルサは、ジョアン・フェリックスのゴールでスコアを0-1のまま、ハーフタイムを迎えた。
後半も同じ顔ぶれでスタートしたバルサが、後半8分には、カディスが最初にネットを揺らすも、オフサイドのため、スコアは変わらず、僅差リードで、ゲームは続いた。
後半18分、チャビは、この日最初の選手交代を行い、クリステンセン、フォルト、ビトル・ロケに変えて、クンデ、ペドリ、ラミネ・ヤマルをピッチに送った。クンデがセンターバックのポジションに入り、セルジ・ロベルトが右サイドバックの位置に入った。後半26分には、ジョアン・フェリックスのシュートがポストに当たるも、ゴールにならず、その一方で、後半34分には、サマセッカウがエリア外から放ったロンングシュートが、カディスに同点弾を与える寸前だったが、枠を捉えたそのシュートは、テア・シュテーゲンによって守られた。
後半34分には、フェルミンに変えて、PSGの試合ではMVPを手にしたハフィーニャが、後半40分には、試合で先制点を決めたジョアン・フェリックスに変えて、マルク・カサドがピッチに入った。規定時間が終了し、アディショナルタイムが4分間、加えられた後も、スコアは変わらなかった。互角の試合ながら、この日の軍配は、バルサにあがった。バルサは、素晴らしい1週間を終え、来週は更に要求度の高い試合、チャンピオンズリーグベスト8第二レグのPSG戦とリーガでは、レアル・マドリードとの対戦を迎えることになる。
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