ウニオシスタス - バルサ: 8強進出!
FC バルセロナは、国王杯のベスト8だ。チャビ・エルナンデスの率いるチームは、ホームで勇敢さをみせたウニオニスタス・デ・サラマンカに先制点を決められたものの、フェラン・トーレス、クンデ、バルデのゴールで逆転勝利を手にし、8強進出を手にいれた。
国王杯のタイトルを手にするために、勝利が義務だったウニオニスタス・デ・サラマンカとの対戦に、チャビ・エルナンデスは、イニャキ・ペニャ、バルデ、クンデ、クリステンセン、セルジ・ロベルト、フレンキー・デ・ヨング、オリオル・ロメウ、フェルミン、ジョアン・フェリックス、フェラン、マルク・ギウのイレブンをピッチに送った。
本来、カテゴリーの違いを考えれば、バルサが有利なはずの試合だが、失うものはなく、史上最高の成績を国王杯で既に達成しているウニオニスタスの情熱を削ぐのは難しかった。
試合開始のホイッスルが鳴ってから、1分も経過する前に、ウニオニスタスは、イニャキ・ペニャのゴールに向かってシュートを放った。前半20分には、ジョアン・フェリックスのアシストを受けて、マルク・ギウが正面からシュートを放つも、イバン・マルティネスがクリアし、ネットを揺らすことはできなかった。前半30分には、フェランがゴールチャンスも、そのシュートはわずかに枠を捕らえなかった。
ウニオニスタスの先制点
前半31分、ようやくスコアが動いたが、それはホームチームに有利なものだった。ゴール前でボールを受けたアルバロ・ゴメスが、見事なボレーシュートをイニャキ・ペニャのゴールマウスに突き刺し、先制点をマーク。スタジアムを埋めた5千人の観衆は、優勝を手にしたかのように歓喜を爆発させた。
フェラン・トーレスの同点弾
そのまま、前半が終わるかと思われたが、前半45分にフェラン・トーレスが、裏から飛び出し、パスを受けると、ホームチームのゴールに同点弾を突き刺した。このゴールで、バルサはスコアを1-1にし、ハーフタイムを迎えた。
後半、チャビは最初の交代を行い、クリステンセンに代えて、16歳のパウ・クバルシを投入。クバルシは、この試合でトップチームにて公式デビューすることになった。更に後半16分、チャビは、ドローの状況を打破すべく、マルク・ギウ、ジョアン・フェリックス、フェルミンに変えて、レバンドフスキ、ペドリ、ギュンドアンをピッチに送った。
3分間で2得点
待望のゴールは、後半25分にやってきた。ジュール・クンデが、エリア外からシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。バルサはスコアを1-2に変え、僅差リードを手にしたが、その2分後、更にバルデが左サイドから攻め上がり、イバン・マルティネスに届かない場所にボールを突き刺し、3分間でスコアは1-3になり、点差も2点差に広がった。
8強進出
後半36分に、フェラン・トーレスに代わって、ビクトル・ロケが入った。また、ウニオニスタスも点差を縮めるベク、最後までせめてきたが、イニャキ・ペニャが存在感を発揮し、失点を防いだ。勝利は既にバルサの掌中に入った。バルサは、KO戦を戦い抜き、8強進出を手に入れた。金曜日の抽選で、対戦相手を知ることになる。
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