プレビュー | FC バルセロナ - オサスナ: スーパー杯連覇に向けて出発
リアドでの冒険のカウントダウンが始まった。いよいよ、スーパー杯2024のバルサデビュー戦がやってくる。1月11日(木)、チャビ・エルナンデスの率いるチームは、オサスナを前にタイトル死守をかけて戦う。ハゴバ・アラサテの率いるチームが、この大会に挑むのは初めてだ。
KSU スタジアム または アル=アウワル・パーク の名称で知られるスタジアムが、スーパー杯準決勝の舞台となる。このスタジアムのキャパシティは、25.000人、このスタジアムは 2015年に開場し、 2020年にリニューアルされているが、このサウジアラビアの首都にあるスタジアムでは、バルサとボカジュニアの親善試合が行われたことがあり、バルサは既にプレーした警官がある。その際は、マラドーナを偲んで行われた親善試合だったが、PK戦で敗れる結果に終わった。今回は、公式戦だが、過去に戦ったことがあるという記憶と共に、チャビの率いるチームは、クリスティアーノ・ロナウドやサディオ・マネ、マルセロ・ブロゾビッチ、ラポルテなどが所属するアル・ナサルのホームで、オサスナを前に挑む。
過去の対戦データ
バルサはセカンドユニフォームを身につけてピッチに立つ。是が非でも勝利を手にしたいと望んでいる。エル・サダルを本拠地にしているチームとは、既に今季、4節に対戦しており、その際は、クンデとレバンドフスキのゴールで勝利をあげているのは朗報だ。とはいえ、オサスナは常に危険なライバルだ。過去の対戦成績86試合中バルサが勝利を収めているのは、 49回 、引き分けが18回、オサスナの勝利が16回だ。
一方、スーパー杯の歴史は、バルサカラーに染まっている。バルサは、最も多くこの大会で優勝を獲得しており、過去のタイトル制覇数14回、今もそのタイトルを保持している状態だ。昨季は、レアル・マドリードをリヤドのキングファドスタジアムで制した。一方、準決勝で戦うオサスナは昨季、現チャンピオンのバルサとの試合でスタートしたため、スーパー杯出場は今回が初めてだ。当然、 2019/20年からの新しいファイナルフォーのフォーマットになってから、サウジアラビアで行われているこの新形式の大会に挑むのも初めてとなる。
オサスナ、好調も主軸が欠場
オサスナは、現在、好調の波に乗っているが、主軸の一人、チミー・アビラが欠場する。最近の6試合では1試合しか負けていず、2分3勝と好調だ。チャビ・エルナンデスは、それだけに注意を促す必要があり、とりわけ、 ブジミルやアイマル・オロスといった選手が近くにいる時は、意識しなければならない。一方のバルサは、最近の4試合で負け知らず、1分3勝の流れにのってリヤドにやってきている。
FC バルセロナとオサスナが l KSU スタジアムに立つ時、全てが止まる。大事なのは、スーパーカップ2024のみだ。歴史あふれるリアドの待ちで、バルサは、今ひとつ、サッカーの歴史を重ねたいと願っている。決勝には、昨日、もう一つの準決勝にて、アトレティコ・デ・マドリードを延長戦で破ったレアル・マドリードが待っている。だが、そのクラシコに対どりつくには、まずは、準決勝でオサスナを倒す必要があるのは言うまでもない。
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