バレンシア - バルサ:物足りない勝ち点1 (1-1)
バルサは、バレンシアのメスタージャにて、ジョアン・フェリックスのゴールで先制したものの、ウゴのゴールで追いつかれ、今年最後のアウェー戦をドローで終えた。
このメスタージャでの試合に向けて、チャビ・エルナンデスは、イニャキ・ペニャ、バルデ、アラウホ、ジョアン・カンセロ、クンデ、グンジョアン、フレンキー・デ・ヨング、ペドリ、ハフィーニャ、ジョアン・フェリックス、レバンドフスキのスタメンをピッチに送った。
試合は、ホームチームの攻撃から始まった。前半1分にヤレムチュクの放ったシュートを、早速、イニャキ・ペニャがセーブして、試合はスタートした。
前半13分、レバンドフスキが地面に倒れて動かなかった時は、ひやりとさせられたが、最終的に続行することができ、17分には、バルサの最初のシュートを放ってみせた。
試合が進むにつれて、バルサの攻撃も向上していったものの、スコアレスドローのまま、ハーフタイムを迎えることになった。
後半が始まってすぐに、レバンドフスキがシュートを放つも、ネットを揺らすことはできず、さらに7分後にはギュンドアンがエリア外からシュートもするも、枠を捉えることはできなかった。待ち焦がれていた先制点は、後半10分にやってきた。
ジョアン・フェリックスの先制点
フレンキー・デ・ヨングが、スペースを見出し、放ったロングパスに、ハフィーニャが応えて、センタリングしたボールを、ジョアン・フェリックスは見逃さず、ママルダシュヴィリのゴールに突き刺した。ジョアン・フェリックスにとって、リーガでの3得点目となった。
バレンシアの同点弾
僅差リードしたバルサだが、チャビの率いるチームの努力は、後半25分に水疱と化してしまった。ウゴ・ギジャモンがエリアの正面から放ったパワフルなクロスシュートは、イニャキ・ペニャの手をすり抜けて、同点弾となった。
後半28分、バルサは最初の交代を行った。先制点を決めたジョアン・フェリックスがベンチに退き、フェラン・トーレスがピッチに入った。また、後半36分には、ギュンドアンと交代して、ラミネ・ヤマルがピッチに入った。
後半37分にはハフィーニャが、後半39分にはフェラン・トーレスが、続けてママルダシュヴィリに絶好のチャンスを手にするも、シュートは阻まれ続けた。試合の規定時間が終了しても、スコアは1-1のままだった。アディショナルタイム、6分間が加えられた。その6分間も、バルサは、ひたすら、攻撃し続けたが、この日、勝利の女神は、別の方向を向いていた。バルサは、多くのチャンスを生み出し、試合を支配し、ホームチームよりも明らかに上だったが、メスタージャで、その内容が勝ち点に反映されることはなく、ドローで試合を終えることになった。
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