バルサ - ジローナ: 失われたチャンス(2-4)
リュイス・コンパニスオリンピックスタジアムで行われたリーガ16節、カタルーニャダービーは、2-4でジローナの勝利に終わった。バルサは、上位クラブと勝ち点を詰められる絶好の機会を失うことになった。
ジローナの先制点
勝ち点差を詰めたい3位のバルサと前日、首位のレアル・マドリードが引き分けたために、勝ち点を手にし、単独首位を目指すジローナという要求度の高いカタルーニャダービーに、チャビ・エルナンデスは、アトレティコ・デ・マドリードと同じスタメンを選んだ。イニャキ・ペニャ、クンデ、アラウホ、クリステンセン、ジョアン・カンセロ、ギュンドアン、フレンキー・デ・ヨング、ペドリ、ハフィーニャ、ジョアン・フェリックス、レバンドフスキのイレブンがピッチに飛び出した。
👥 バルサスタメン!
— FC バルセロナ (@fcbarcelona_jp) December 10, 2023
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試合は、開始時と共に、両チームともゴールを狙い合うハイテンションの試合となった。しかし、先制点は、対戦相手に訪れた。前半12分、バルサのディフェンスを破り、ドフビクがジローナにゴールをもたらした。
レバンドフスキのリアクション
ジローナの先制点は、バルサにとって、冷水を浴びせられたような出来事だったが、バルサは、反撃にそれほど時間をかけなかった。ジローナの先制点から7分後、前半19分に、ハフィーニャからのクロスを受けたバルサの9番、レバンドフスキがヘディングで、ガッサニーガが守るゴールに突き刺した。レバンドフスキにとって、今季、8得点目を決めた。。
ジローナの追加点
レバンドフスキのマークした同点弾は、ホームチームに落ち着きをもたらしたものの、その喜びは、長くは続かなかった。ジローナも勝利を易々と諦める気は毛頭なかった。ハーフタイムを迎える前の前半41分、ミゲル・グティエレスがドリブル突破し、イニャキ・ペニャのゴールにシュートを押し込んだ。スコアは、1-2となり、バルサも、前半中の同点を求めて、ジローナのゴールを攻め続けたものの、1点ビハインドの形で、ハーフタイムを迎えることになった。
後半も、同じ顔ぶれでゲームが再開したが、スコアが変わることはなかったため、後半20分、チャビはトリブルの交代を行い、クリステンセン、ジョアン・フェリックス、ハフィーニャに変えて、バルデ、ラミネ・ヤマル、フェラン・トーレスをピッチに送った。後半24分には、ギュンドアンがスコアリングチャンスを手にするも、わずかに枠をとらえなかった。
後半35分には、ペドリの代わりにフェルミンがピッチに入ったが、その直後、ジローナがさらに追加点をマークした。バレリーの得点で、カタルーニャダービーのスコアは、1-3と広がった。
バルサは最後まであきらめず、後半40分にはラミネ・ヤマルのセンタリングを受けて、再び、ギュンドアンがシュートを狙うも、今回も、ゴールネットが揺れることはなかった。
ギュンドアンの追加点も虚しく
アディショナルタイムに入ってから、ギュンドアンが3度目の正直で、フェラン・トーレスのアシストを受けて、後半46分にゴールを突き刺した。ギュンドアンのゴールで、スコアは2-3となり、後半47分には、レバンドフスキが同点弾に絶好のチャンスを手にするも、そのシュートは非情にも入ることはなかった。アディショナルタイムの5分間での逆転を夢みたバルサだったが、その夢は、一瞬にして崩れた。後半49分、ストゥアーニがダメ押しの4点目を決め、カタルーニャダービーはジローナの勝利に終わった。
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