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ラヨ・バジェカーノ - FCバルセロナ: 逆転ならず(1-1)

バルサは、ホームチームに先制された後、同点に追いつくも逆転は叶わなかった

再び、鬼門を破ることはできなかった。リーガ14節、ラヨ・バジェカーノ対FCバルセロナの試合は、ホームチームに先制された後、後半に同点に追いつくも、逆転は叶わず、バルサは勝ち点1を手に、今季最後のアウェー戦から戻ることになった。

テア・シュテーゲン、ガビなどの主要選手を負傷で欠きながら、チャビが指揮をとっていらい、唯一、リーガで勝利をあげられていない鬼門のラヨ・バジェカーノに、敵地で立ち向かうという多くの困難を抱えながら、バルサは、代表週明けのリーガ14節を戦うべく、バジェカススタジアムに立った。この要求度の高い試合に向けて、チャビは、イニャキ・ペニャ、ジョアン・カンセロ、バルデ、イニゴ・マルティネス、クリステンセン、オリオル・ロメウ、フレンキー・デ・ヨング、ペドリ、ラミネ・ヤマル、フェラン・トーレス、レバンドフスキのイレブンをピッチに送った。

この日、テア・シュテーゲンのかわりに、リーガで初出場したイニャキ・ペニャだが、前半10分には、さっそく見せ場を作り、冴えたセービングをみせた。両者とも圧倒的なイニシアチブをとることはなかったが、ラヨ・バジェカーノのプレスのもと、バルサも攻撃ができない状況が続く。前半28分には、ラミネ・ヤマルが対戦相手を四人抜き、シュートチャンスを放つなどチャンスもあったが、ゴールネットを揺らすことができなかった。

ホームチームの先制

そして、最初の先制点は、マドリードのチームに訪れることになった。前半39分に、ウナイ・ロペスが、エリア外からこの日、イニャキ・ロペスが守っていたゴールネットに、シュートを突き刺したのだ。その球威を抑え込むことはできず、バルサは、1-0と僅差リードを与え、ハーフタイムを迎えた。

前半をラヨがコントロールしたとすれば、後半はバルサがより攻撃を見せ始めた。後半が始まってすぐにカンセロがシュートを放ち、フェランとペドリもそれぞれ、シュートチャンスを手にするも、得点に変えることはできなかった。

後半10分には、状況を打破すべく、チャビが最初の交代を行い、フェラン・トーレスとオリオル・ロメウに代わって、ジョアン・フェリックスとギュンドアンがピッチに入った。とはいえ、スコアボードは動かない状況が続いた。後半30分に、再び、チャビは交代枠を使い、ペドリ、ラミネ・ヤマルに変えて、 フェルミンとハフィーニャをピッチに送った。そのフェルミンとレバンドフスキも、次々とシュートを放つも、ボールは、ゴールネットの上を超えていった。

バルサの同点弾

しかし、執拗にゴールを求めるバルサの努力が実る時がきた。ハフィーニャのシュートがポストに弾けた後、後半37分に、レバンドフスキとレジューンのプレーから、同点弾が生まれた。オウンゴールがバルサにドローをもたらし、アディショナルタイムも7分間、与えられたものの、それ以上、両者とも得点を決めることはできなかった。バルサは、同点に追いついたものの、逆転をすることはできず、勝ち点1を分け合って、バルセロナの帰途につくことになった。

 

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