FC バルセロナ - アラベス: アイデンティティを取り戻す絶好のチャンス
11月のスタートは、夢見たものではなかった。エル・クラシコで黒星を喫してから、チャビ・エルナンデスの率いるチームは、期待した通りには物事が進んでいない状態だ。黒星を重ね、バルサが常々、証明してきたプレースタイルを見せられていないことに残念な雰囲気がある。レアル・ソシエダを前にどうにか、勝利をあげ、その後、シャフタル・ドネツクの前に負けを喫したバルサだが、今回、再び、代表週により、リーガが休止する前に、ポジティブな感触を手にする絶好の機会を手にしている。
FCバルセロナが今週の日曜日にリュイス・コンパニスオリンピックスタジアムで迎える (16時15分) のは、デポルティーボ・アラベスであり、勝ち点3をホームで手にし、ロッカールームの士気をあげるのは絶好の機会だ。過去の対戦データはバルサに有利なものであり、アラベスを前にプレーした最近11試合で、バルサは勝ち点4点しか落としたことがない。アラベスを前に過去になく長い間、無連敗を続けている形となる。
そのアラベスも、しかし、容易な相手ではない。ホセ・ルイス・メンディリバルは、2分2敗の状態で、現在、絶好調とはいえないバルサを前にし、ここで勝利と再会することを狙っている。
招集リスト
残念ながら、チャビは、いまだ負傷している二人、フレンキー・デ・ヨングもセルジ・ロベルトも取り戻せない状況にある。また更に、今回は、ガビが累積欠場となる。
チャビは試合前日に発表した招集メンバー、テア・シュテーゲン、ジョアン・カンセロ、バルデ、アラウホ、イニゴ・マルティネス、フェラン、ペドリ、レバンドフスキ、ハフィーニャ、イニャキ・ペニャ、ジョアン・フェリックス、クリステンセン、マルコス、オリオル・ロメウ、ギュンドアン、クンデ、アストララガ、ラミネ・ヤマル、カサド、フェルミンと共に、リーガ13節を戦うことになる。
対戦相手アラベスの現況
デポルティーボ・アラベスは、バルサにサプライズを与え、バルサのホームでの勝利を目指し、遠征してくる。ホセ・ルイス・メンディリバルのチームも、バルサ同様、絶好調とはいえない状況であり、だからこそ、勝利、そして勝ち点3を手にする必要があるのだ。バスク人監督は、この試合にジウラリアーノ・シメオネ、カルロス・ベナビデスを負傷により招集できない。
現在、アラベスは、14位で勝ち点12を手にしている。ビジャレアルと勝ち点で並び、オサスナと勝ち点1点差だ。この数試合で引き分けと黒星が続いている昇格したばかりのチームだが、その一方で降格ゾーンにいるセルタとは勝ち点7点差をつけて、降格ポジションからは遠のいた位置にいる。
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