クラシコデビュー選手、7人
夢見たクラシコデビューにはならなかった。イルカイ・ギュンドアン、フェルミン・ロペス、イニゴ・マルティネス、ジョアン・フェリックス、ジョアン・カンセロ、オリオル・ロメウ、ラミネ・ヤマルは、初めてのバルサーマドリード、公式戦を経験したが、その試合は、リュイス・コンパニスオリンピックスタジアムでチャビが率いるチームのリーガ初黒星となった。
早い時間に決めた22番
ゴールへの強い信念を持って、初クラシコにイルカイ・ギュンドアンは臨んだ。マンチェスターシティやドイツ代表では、定期的にゴールを決めていたが、チャビの指揮下では、よりクリエイティブな役割を担うことが多く、バルサでの初ゴールが待たれていた。フェラン・トーレスとのワンツーから、その力をフルに発揮し、アラバのタックルをかわし、自らゴールスコアポジションを得た。それが先制点となった。
前半7分に決めたこのゴールは、バルサがクラシコにおいて決めた最速ゴールランキングの2位となった。また、初めてのクラシコでゴールを決めた最年長選手ランキングでも2位となった。初クラシコでゴールを決めた最年長選手で、ギュンドアンを越えるのは、その4日後に33歳となったセルヒオ・アグエロのみだ。
ポストに嫌われ
一方で、フェルミン・ロペスは、そのパフォーマンスにおいて、見出しとなる活躍を見せた。実際、ダラスの親善試合では、既にゴールも決めていた。彼はスタメン出場し、72分までクラシコの公式戦を楽しんだが、やはり、クラシコでデビューを果たすことになったオリオル・ロメウと交代した。フェルミン・ロペスは、前回、水曜日のシャフタル戦でポストに当てた後、今日も再び、前半16分にポストに当てたが、ゴールに変えることはできなかった。
また、フェルミンは、もう一人のポストに当てたルーキー、イニゴ・マルティネスのプレーにも関与した。イニゴは、今日、最も精彩を放った選手の一人であり、何度となく多くのチャンスを生み出した。
もう一人の精彩を放った選手に、ジョアン・フェリックスがいた。彼も絶好のチャンスを2度ほど手にしたが、残念ながらネットを揺らすことができず、77分にカンセロと共にピッチを去った。代わりに入ったのが、ラミネ・ヤマルだった。彼は、クラシコに出場した最年少選手としての記録を作った。彼もピッチに立つやいなや、周囲をあっと言わせるインパクトあふれるプレーをみせたが、残念ながら、試合結果を変えることはできなかった。そして、勝ち点3がレアル・マドリードの手に渡ることになった。
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