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マジョルカ - バルサ: 信じて手にした勝ち点1

バルサは首位の座を維持すべく、ソン・モイシュでの試合に臨んだが、先制を許した後、2度に渡り、同点には追いついたもの、勝ち点3を手に入れることはできなかった

リーガ7節、ソン・モイシュスタジアムで行われたマジョルカーFCバルセロナ戦は、マジョルカにリードされ、再び、そのビハインドを追う形になったが、ハフィーニャとフェルミンのゴールで、2度も同点に追いついたものの、勝ち越し弾を決めることはできず、バルサは2-2の結果に終わった。

この試合に首位として臨んだチャビ・エルナンデスは、前日記者会見での内容に違えず、前節から顔ぶれを大きく変え、テア・シュテーゲン、ジョアン・カンセロ、バルデ、アラウホ、イニゴ・マルティネス、ロメウ、ギュンドアン、ガビ、ハフィーニャ、フェランのレブンで挑んだ。

マジョルカの先制点

前節でセルタから逆転勝利を手にし、レアル・マドリードがダービー戦で負けたために、リーガ首位の座を手にし、それを維持することを目標としていた試合だったが、思うようには進まなかった。前半8分、ムリキがテア・シュテーゲンの守るネットを揺らした。バルサは、僅差ながらビハインドを追う形となった。ジョアン・フェリックスは、激しいファウルに何度となく苦しまされ、ハフィーニャがボールを奪い返し、フェラン・トーレスもそれに合わせようとするも、バルサのシュートの形にならないまま、時間だけが流れていった。

ハフィーニャが同点弾も

そのまま、ハーフタイムにもつれこむかと思われたが、バルサの選手は諦めることを知らなかった。カンセロが守り切ったパスをエリア外で受けたハフィーニャが、左足で振り抜き、ライコヴィッチの守るゴールに突き刺した。そのハフィーニャが、再び、ハーフタイム前にスコアリングチャンスを手にして、スコアを1-2にする寸前だったが、実際に得点を決めたのは、ホームチームの方だった。アディショナルタイム6分間が追加され、前半終了から3分間が経った頃、プラッツがマジョルカへの2点目を決めた。バルサは、1-2で前半を折り返すことになった。

後半も、チェンジすることなく、同じ顔ぶれで試合はスタート。バルサは前節同様、相手にリードされ、逆転することを余儀なくされた。後半10分、ジョアン・フェリックスがスコアを2-2にする寸前だったが、そのシュートはポストに弾かれた。後半13分、チャビは状況を打破すべく、最初の交代を行い、フェラン・トーレスに代えて、レバンドフスキをピッチに送った。

更に後半19分、オリオル・ロメウとジョアン・フェリックスにかわり、ラミネ・ヤマルとフェルミンがピッチに入った。芝を踏むやいなや、ラミネはPKを誘発するプレーで驚かしたものの、VAR判定のもと、PKはないまま、試合が進んだ。

フェルミン、再び、活躍もドロー

しかし、後半29分、ピッチに立ってから10分後、フェルミン・ロペスが同点弾を生み出した。バルサのチームプレーからのパスを受けて、冷静に右足でボールを沈めてみせた。

後半33分、チャビは更にベンチを動かし、イニゴ・マルティネスに代えて、クンデをピッチに送った。後半45分になっても、スコアは2-2から動かなかった。アディショナルタイムは、7分間だった。バルサは最後の最後まで戦い続けた。しかし、最終的にスコアは変わることがなかった。バルサはソン・モイシュで勝ち点1を手にし、今回は、逆転勝利を獲得することはできなかった。

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