FC バルセロナ 5-0 レアル・ベティス: 五つ星の勝利
ホームのリュイス・コンパニスオリンピックスタジアムにサッカーが戻ってきた。リーガ5節、FCバルセロナが迎えたレアル・ベティスとの対戦は、フェリックスとカンセロのデビューコンビを含む5人のゴールにより、バルサの大勝に終わった。
27日ぶりにホームに戻ってきたリーグ戦、ベティスを前にした試合に、チャビ・エルナンデスは、テア・シュテーゲン、ジョアン・カンセロ、クンデ、クリステンセン、バルデ、オリオル・ロメウ、フレンキー・デ・ヨング、ジョアン・フェリックス、ガビ、フェラン・トーレス、レバンドフスキのイレブンで臨んだ。ジョアン・フェリックス、ジョアン・カンセロにとっては、初のスタメンデビュー戦になった。
デビュー弾
この試合で、バルサのユニフォームを身につけてスタメンデビューを果たしたジョアン・フェリックスが、前半25分、そのクオリティを見せつけ、バルサの先制点を決めた。カンセロが奪ったボールをオリオル・ロメウが受けてセンタリングパス。それに応えて、ほぼ、角度のない位置から、ジョアン・フェリックスがルイ・シルバの守るゴールマウスに突き刺し、バルサに先制点をもたらした。
その6分後は、レバンドフスキの番だった。クリステンセンがパスを出すと、ジョアン・フェリックスがベティスのセンターバックを引きつけ、そのスペースを生かして、レバンドフスキがシュートを放った。そのシュートがネットを揺らし、バルサは2-0のリードを手にした。
前半終了寸前の45分には、ウイリアム・ホセがシュートを放つも、テア・シュテーゲンが瞬時に反応し、神がかったセーブで、チームの失点を防いだ。バルサは、2-0のスコアでリードし、ハーフタイムを迎えた。
そして、ゴールフェスティバル
後半、交代もなく同じ顔ぶれで試合がスタートした。テア・シュテーゲンがベティスの攻撃をセーブするシーンもあったが、その後、バルサにはゴールフェスティバルが待ち構えていた。後半17分、フェラン・トーレスが、直接、フリーキックからゴールを突き刺し、リーガにおける3得点目を決めた。
後半20分、チャビはトリプルチェンジを行い、フェラン、ジョアン・フェリックス、オリオル・ロメウにかわり、ラミネ・ヤマル、ギュンドアン、ハフィーニャがピッチに入った。スタンドが、この日のゴールスコアラー、ジョアン・フェリックスとフェランへ拍手を送っている間に、4点目が決まった。処分出場があけて、2試合ぶりにピッチに立ったハフィーニャが、ピッチに立つやいなや、その左足でゴールを突き刺したのだ。レバンドフスキのアシストを受けて、ハフィーニャは今季初得点をマークした。
しかし、まだ、この日のお楽しみは残っていた。この日、ジョアン・フェリックスと共に初めてのスタメン出場を果たしたジョアン・カンセロが、後半35分に、バルサでの初ゴールを決めたのだ。
試合のスコアは、5-0のまま、最後まで動かなかった。リュイス・コンパニス・オリンピックスタジアムに足を運んだ45.055 人は、微笑みを浮かべて、スタジアムを去った。
準備は上々。次戦は、火曜日のチャンピオンズリーグだ。
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