ジョアン・カンセロ、FCバルセロナに加入

FC バルセロナとマンチェスターシティは、ジョアン・カンセロを2024年6月30日までレンタル移籍することで、合意に達した。完全移籍のオプションはない。

クラブは、バルサのユニフォームを身につけるために、選手が行った経済的な努力に公に感謝を表現したい。

ビッグクラブでのキャリア 

カンセロがヨーロッパをキャリアを通して渡ってきたビッグネームは圧巻だ。 彼はキャリアを通して、チャンピオンズリーグを手にしている5チームを渡ってきた。バレイロ出身の選手は、すぐに家の側のベンフィカに獲得され、そこでリーグ、カップ杯、リーグカップ、スーパー杯を手に入れた。

それらのタイトルを手にしたカンセロをバレンシアが獲得し、最初に過ごした3年間で、その才能を見極める目が間違っていなかったことが証明された。その後、2年間、イタリアでプレーした。最初はインテル・ミランで、次にユベントスでプレーし、そこでは更に精彩を放ち、その後、2019年にマンチェスターシティへ飛躍することになった。イングランドでは、3年半過ごした。最後の半年はバイエルン・ミュンヘンにレンタル移籍した。 

トータルサイドバック  

チャビ・エルナンデスは、ジョアン・カンセロが右サイドバック以上の選手だということをよくわかっている。彼の見事なフィジカルが、左サイドのアレハンドロ・バルデのごとく、右サイド全面を彼のものとして支配することができる。

とはいえ、年月と共に、彼は必要とあれば、左サイドでプレーするスキルとそれに必要な知識も、オプションとして身につけた。とりわけ、ここ数年、マンチェスターシティでペップ・グアルディオラにとって、サイドバックからのプレーは鍵だったが、彼は多くの場合、インサイドのポジションで、ミッドフィルダーの一人であるかのようにプレーした。バルサが獲得したのは、右サイドバックだが、それ以上のものを有しているのだ。