マッチレポート:バジャドリードーバルサ(3-1)
リーガ36節、ホセ・ソリージャスタジアムで行われたバジャドリードーFCバルセロナ戦は、3-1の結果に終わり、ホームチームが勝利をあげた。
既にリーガ制覇を決めているチャンピオン、FCバルセロナと現在、降格ゾーンにおり、残留のために勝ち点3を必要としているバジャドリードとのアウェー戦に、チャビは、テア・シュテーゲン、セルジ・ロベルト、クリステンセン、マルコス・アロンソ、バルデ、フレンキー・デ・ヨング、ハフィーニャ、ガビ、レバンドフスキのイレブンで臨んだ。
不運なスタート
リーガチャンピオンにとって、試合は不運なスタートを切ることになった。前半2分、クリステンセンが、オウンゴールを決めて、バジャドリードに先制点を許した。バルサは、ハフィーニャがバジャドリードのゴールを攻めて、リアクションを起こしたが、ハフィーニャのシュートは、マシップの掌中におさまった。前半20分には、エリック・ガルシアのファウルにより、PKの笛が吹かれ、ラリンがシュートを沈めて、試合のスコアを2-0に伸ばした。
前半30分には、パウ・トーレスのパスを受けたハフィーニャ、続けてクリステンセンがシュートを放つも、再び、マシップが2度に渡って防ぎ、その後、レバンドフスキがシュートを放つも、ゴールネットは揺らせなかった。前半42分にハフィーニャが放ったFKも、ゴール上を超えていった。バルサは、バジャドリードにリードを許し、ハーフタイムを迎えた。
バルサは最初の交代を行い、後半から、テア・シュテーゲンにかわって、イニャキ・ペニャが、セルジ・ロベルトに代わって、ケシエがピッチに入った。イニャキ・ペニャにとっては、トップチームでのデビュー戦となった。
後半が始まり、バルデが攻め上がり、ゴールを攻めるも、得点にはいたらず、その一方で、後半15分には、ゴンサロ・プラサのセンタリングがポストを直撃し、ホームチームが追加点を決める寸前という展開になった。後半18分、再び、チャビは駒を動かし、ハフィーニャとパブロ・トーレに代えて、デンベレとフェラン・トーレスをピッチに送った。
後半27分には、プラサがイニャキ・ペニャのゴールネットを揺らし、一度はオフサイドと判定されたものの、その結果が覆され、バジャドリードは、3-0とスコアを伸ばした。後半30分、ガビがベンチに去り、アンス・ファティがピッチに入った。
得点王の意地を見せたゴール
後半39分に、フレンキー・デ・ヨングのパスを受けたレバンドフスキーが、ゴールを決め、バルサに1点を返した。ようやく、マシップのゴールネットを揺らし、リーガ得点王をひた走るバルサのストライカーは、今季23ゴール目を決めた。
後半44分に、最初はレバンドフスキ、続けてフェランがゴールチャンスを手にし、アディショナルタイムになっても、デンベレがゴールを目指すなど、攻撃の姿勢は最後まで崩さなかったバルサだが、スコアはそれ以上、変わらなかった。バルサは、今季初の二連敗を喫し、ホセ・ソリージャスタジアムを後にすることになった。その時中でも、レバンドフスキは、再び、得点王に一歩近づいた。
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