バルサ - オサスナ:ジョルディ・アルバの金星ゴール
予想通り、厳しい戦いとなった。バルサは、早々に10人と数的不利になったオサスナを前に苦戦させられたものの、後半40分にジョルディ・アルバが決めたゴールで試合を制し(1-0)、勝ち点3をもぎ取った。リーガ優勝まで、バルサは後一歩というところに、再び、歩を進めた。
勝ち点数で差をつけてリーガ優勝を一刻も早く決めたいチャビ・エルナンデスの率いるチームは、オサスナを前にSpotifyカンプノウで行われたリーグ戦に、前節、ベティスを前に勝利をあげたのと同じ顔ぶれ、テア・シュテーゲン、クンデ、アラウホ、クリステンセン、バルデ、セルヒオ、フレンキー・デ・ヨング、ペドリ、ガビ、ハフィーニャ、レバンドフスキのイレブンで、試合に臨んだ。
数的不利な相手を前に、0-0の前半
バルサは、試合のコントロールを握りながらも、スコアは動かなかった。前半27分、スコアリングチャンスを手にしたペドリに、背後からファウルを犯したエランドが、レッドカードを受けて退場へ。バルサは、ベティス戦に続き、再び、数的不利の対戦相手を前に戦うことになった。エランドがファウルを犯した場所から、ハフィーニャが放ったFKは、先制点になる寸前だったが、そのシュートは、ポストをかすった。
前半33分、チャビは、この日、最初の交代を行い、ガビに変えて、アンス・ファティをピッチに送った。その直後からアンスは、攻撃に積極的に参加したが、前半は、スコアを変えることができないまま、バルサはハーフタイムを迎えることになった。
チャビは、後半の早い時間から、ダブルチェンジを行い、後半8分にクリステンセン、ハフィーニャに変えて、エリック・ガルシア、デンベレをピッチに送った。後半11分には、フレンキー・デ・ヨングが明確なゴールチャンスを手にするも、そのシュートは、アイトル・フェルナンデスにセーブされた。
後半15分には、アンス・ファティのシュートチャンス、後半16分には、アンス・ファティのセンタリングを受けたデンベレが、絶好の機会を手にするも、そのシュートは非情にも枠を捕らえなかった。後半22分には、レバンドフスキがセンターからシュートを放ったが、アイトール・フェルナンデスが自身のゴールを守った。前半同様、バルサは多くのチャンスを生み出すものの、ゴールネットが揺れないまま、時間がすぎていった。
後半30分には、再び、ダブルチェンジを行ない、セルヒオとバルデに代わって、ジョルディ・アルバとフェラン・トーレスが入った。
ジョルディ・アルバの金星弾
後半30分からピッチに立ち、セルヒオに代わってキャプテン章を身につけたジョルディ・アルバが、先制点を決めた。ゴールの正面でボールを受けたフレンキー・デ・ヨングが、ヘッドで当てて、左に流したそのアシストを受けたジョルディ・アルバが、左足でボールを押し込み、この日、唯一の得点をマークした。
ジョルディ・アルバの決めたゴールが、バルサに勝ち点3をもたらし、リーガ優勝までの距離は、また、一歩、近くなった。コルネジャで行われるバルセロナダービー、アウェーのエスパニョール戦だ。
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