FC バルセロナ- アトレティコ・デ・マドリード: 再び、勝ち点3 (1-0)
サンジョルディがドラゴンを退治したように、FCバルセロナは、この祝祭ムードにあふれる特別な日に、アトレティコ・デ・マドリードをホームのSpotifyカンプノウで、制した。前半終了間際に、フェラン・トーレスが決めたゴールが、バルサに勝ち点3をもたらす結果となった。
サンジョルディというバルセロナにとって、非常な特別な日に手にした勝ち点3点で、再び、バルサは、また一歩、リーグタイトルに近づくことになった。全ては、まだこれからだ。サンジョルディの日のように、薔薇色の道というわけにはいかないだろうが、一歩ずつ、その目標にチームは向かっている。
ハイレベルの試合
首位を独走するFCバルセロナは、リーガ順位表で3位のアトレティコ・デ・マドリードをホームで迎えた。アトレティコは、ワールドカップが終わった後、リーグが再開してから、バルサと並び、最も多くの勝ち点を手にしてきたチームだ。シメオネの率いるチームを前に、チャビ・エルナンデスは、テア・シュテーゲン、クンデ、バルデ、アラウホ、マルコス、セルヒオ、フレンキー・デ・ヨング、ガビ、ハフィーニャ、フェラン・トーレス、レバンドフスキのイレブンをピッチに送った。
元バルサのグリーズマンが、試合が始まるやいなや、スコアリングチャンスを手にしたが、バルサの守護神は、その威力をみせ、ホームチームのゴールを守った。グリーズマンは、アトレティコ・デ・マドリードの攻撃の要として、前半を通して、何度となくゴールを狙うだけでなく、ガビのシュートを阻むなど、攻守に渡り、アトレティコの手綱をとった。一方、バルサは、レバンドフスキ、ハフィーニャを中心に攻撃を仕掛けるも、なかなか、形にすることができず、苦戦を強いられた。
フェラン・トーレスの先制点
スコアレスドローのまま、前半が終わるかと思われたが、ハーフタイムを迎える寸前の44分に、フェラン・トーレスがバルサに先制点をもたらした。ハフィーニャのアシストを受けたフェランは、今季、4得点目を落ち着いて決め、バルサに僅差リードをもたらして、前半を折り返した。
多くのスコアリングチャンス
後半が始まってすぐに、再び、フェランがシュートを放ったが、オブラックがクリアし、追加点にはならなかった。また、ガビの放ったシュートは、あと数ミリメートルで追加点を決める寸前だった。レバンドフスキやハフィーニャもチャンスを手にしたものの、ゴールネットを揺らすことはできなかった。
ペドリの復帰
後半15分には、フェラン・トーレスとマルコス・アロンソに代わって、ペドリとエリック・ガルシアがピッチに入った。2ヶ月ぶりのペドリの出場に、この日、スタジアムに足を運んだ80965人は、大きな拍手と声援を送った。
後半33分には、フレンキー・デ・ヨングにかわり、ケシエがピッチに入った。後半46分には、ハフィーニャに代わって、アンス・ファティが入ったものの、それ以上、得点する時間は、なかった。最終的に、バルサは、数々のスコアリングチャンスを手にするも、1-0と僅差で試合を終えることになった。とはいえ、貴重な勝ち点3は、首位を独走するチームの手に入った。
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