ヘタフェ - FC バルセロナ: ほろ苦いドロー (0-0)
リーガ29節、コリセウム・アルフォンソ・ペレスで行われたヘタフェーFCバルセロナ戦は、スコアレスドローに終わり、バルサは、勝ち点3を手にすることはできなかったが、2位のレアル・マドリードとの勝ち点差は、11点となった。
ハイボルテージの前半
ここ2シーズン続けて、勝利をあげることができずにいたアウェースタジアムでのヘタフェ戦に向けて、チャビは、テア・シュテーゲン、ジョルディ・アルバ、アラウホ、クンデ、セルジ・ロベルト、セルヒオ、ケシエ、バルデ、ハフィーニャ、ガビ、レバンドフスキのイレブンで臨んだ。
ホームチームは、元バルサのムニルを中心とした攻撃で攻めてきたが、バルサは、すぐにコントロールを取り戻した。
前半17分、負傷したセルジ・ロベルトに代わり、エリック・ガルシアがピッチに入った。前半26分には、ソリアがゴールマウスを明け渡す絶好のチャンスをバルサが手にするも、最初はハフィーニャのシュート、次はバルデのシュートが、ポストに弾け、バルサは試合のポゼッションを手にしながらも、スコアレスドローのまま、ゲームは続いた。
前半25分には、ダビッド・ソリアがゴールマウスを離れた瞬間に、ハフィーニャとバルデが絶好のチャンスを手にしたものの、二人のシュートが、それぞれ、ポストに弾けた。また、前半終了も、レバンドフスキのシュートが枠を捉えるも、ソリアがセーブし、ゴールネットを揺らすことはできず、前半をスコアレスドローで折り返した。
後半も同じ顔ぶれでスタートしたバルサだが、後半はヘタフェの攻撃から開始した。後半8分には、ケシエがシュートも、ソリアがクリアし、更に後半11分、ジョルディ・アルバのセンタリングからレバンドフスキがシュートを放つも、わずかに枠をとらえなかった。
後半23分、チャビは、ダブルチェンジを行った。ケシエとジョルディ・アルバにかわって、アンス・ファティ、フェラン・トーレスがピッチに入り、勝ち点3を手にするための得点を狙った。
アンス・ファティにとっては、バルサと共にピッチに立った100試合目の記念すべき試合となった。しかし、チャンスを手にしたのは、ヘタフェの方だった。後半41分、アラウホのミスから、マヨラルがテア・シュテーゲンの守るゴールへシュートを放つも、バルサにとっては幸運なことに、シュートは枠を外れた。後半43分、チャビは、ハフィーニャに変えて、パブロ・トーレを投入した。だが、スコアは、試合終了のホイッスルが鳴っても、変わることはなかった。
スコアは、試合が始まった時と同じく0-0のまま、動かず、バルサは勝ち点1を手に、マドリードから去ることになった。
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