モトプレビュー | ハイレベルのクラシコ

何百万人もの世界中が、「ベイビー、電話しないで、あたしは忙しい」 “Baby, no me llames, que yo estoy ocupa' と言うだろう。今晩、日曜日、現地時間21時から、クラシコが、今季4度目のFCバルセロナとレアル・マドリードの対戦が行われるのだ。

モトマミカラーのクラシコ

今季、初めて、ホームのSpotify カンプノウで行われるクラシコは、かつてないほど Spotify のカラーに染まり、選手は、サッカー史上初のモトマミユニフォームでピッチに立つ。音楽プラットフォームとクラブ、そしてカタルーニャ出身歌手、ロサリアが、融合し 'Motomami' （モトマミ）のアルバムから1年を特別な形で祝うことになったのだ。

サッカー的には、バルサは、このクラシコを順位表で勝ち点9点差というメリットを持って迎える権利を手にした。この試合に勝てば、2位のレアル・マドリードに勝ち点12点差をつけることになり、リーグ優勝の可能性に大きく近づくことになる。

大きな欠場、ペドリ

90000 人ものバルセロナサポーターがスタジアムを埋めることになり、バックには、「私は、バルサの人になるために生まれてきたんだとわかってる（ "jo sé que he nascut per ser molt del Barça"）」と歌うロサリアの曲がスタンドに響くだろう。

やはり、バルサな人になるために生まれたきたもう一人、ミッドフィルダーのペドリは、今週、練習に部分的に参加したものの、今回の招集リストには含まれなかった。よって、今回のクラシコも、ペドリ、デンベレが欠場する形となる。よって、招集メンバーは、下記の通り：

テア・シュテーゲン、アラウホ、セルヒオ、ガビ、レバンドフスキ、アンス・ファティ、フェラン、イニャキ・ペニャ、クリステンセン、マルコス・アロンソ、ジョルディ・アルバ、ケシエ、セルジ・ロベルト、フレンキー・デ・ヨング、ハフィーニャ、クンデ、エリック、バルデ、パブロ・トーレ、アルナウ・テナス、アラルコン

一方のレアル・マドリードは、ダビッド・アラバの欠場を除き、アンチェロッティは、選手全員を手に、このクラシコを迎える。P

今回のクラシコは、チャビ・エルナンデスにとって、特別なものになるだろう。バルサを率いてから、6回、戦っているものの、ホームではまだ、戦ったことがないのだ。ベルナベウで3回、サウジアラビアで2回、ラスベガスで1回、率いているチャビは、選手としてもクラシコのエキスパートだったが、今回、初めてホームで監督として試合を率いるのだ。

クラシコでの100勝目を目指して 

また、ベンチから試合を率いる監督は、スーパー杯決勝、国王杯での準決勝第一レグを制した後、最大の宿敵を前に3連勝目を狙っている。この試合に勝てば、バルサは、クラシコ史上の100勝目を手にすることになる。

勝利は、代表戦でリーガが止まる前、最高の形となる。バルサファンが月曜日に、ロサリアとバッドバニーが歌うように、「昨日の夜は、なんだか、説明ができないものだった」と歌えるように。なぜなら、クラシコに勝つという経験は、多くの場合、説明不可能なものだからだ。