バルサ - カディス: ホームで手堅く勝ち点3(2-0)
Spotifyカンプノウで行われたリーグ戦、カディスとの対戦は、セルジ・ロベルトとロベルト・レバンドフスキのゴールで、首位チームが勝ち点3を収めることになった。この日、精彩を放ったフェラン・トーレスが、攻撃を助けただけでなく、バルサは、再び、試合を無失点に抑え、22節を終え、リーガ史上、最高のディフェンスを誇ることになった。
今週、2度目のホームゲーム、カディスとの対戦に、チャビ・エルナンデスは、テア・シュテーゲン、クンデ、エリック、クリステンセン、バルデ、セルジ・ロベルト、フレンキー・デ・ヨング、ガビ、フェラン、アンス・ファティ、レバンドフスキのイレブンで臨んだ。
試合の前に、元バルサ選手、マルコス・アロンソそして、シリア・トルコ地震の犠牲者のための黙祷が捧げられた。
前半19分には、カディスがゴールをマークするも、オフサイド。バルサも前半21分には、フェランがシュート、前半25分には、ガビのアシストを受けたセルジ・ロベルトがエリア外からシュートを放つなど、ゴールへの執着心を見せるも、ゴールネットを揺らすことができないまま、前半30分を迎えた。
3分間で2ゴール
しかし、ハーフタイムを迎える前に、望んでいた瞬間がやっていた。フェラン・トーレスがカディスの選手を3人抜く個人プレーをみせ、センタリングパスを送り、レバンドフスキがヘディングシュートを放つも、イサがクリア。前半43分、そのクリアボールをこの日、キャプテンマークをつけたセルジ・ロベルトが押し込み、先制点を決めた。
しかし、それだけでは終わらず、ハーフタイムになる前、前半46分にレバンドフスキが追加点をマーク。レバンドフスキは、リーガでの15得点目をマークして、スコアを2-0にし、前半を終えた。
後半に入り、チャビの率いるチームは、同じ顔ぶれで試合をスタート。後半11分に、ガビのパスを受けてレバンドフスキが放ったシュートは、ポストに弾けた。その1分後には、状況をひっくり返したいカディスが再び、ゴールネットを揺らすも、その前にテア・シュテーゲンへのファリのファウルがあったため、スコアは変わらず、2-0のまま、試合は進んだ。
後半23分、最初の交代が行われ、フレンキー・デ・ヨングに変わって、ケシエが入った。カンプノウは、この日、素晴らしい試合を行ったフレンキーへ拍手を送った。更にその5分後には、レバンドフスキに代わって、ハフィーニャがピッチに入った。後半34分には、カディスがシュートチャンスも、バルサの守護神がクリアし、ゴールを守った。規定時間の試合終了まで、後10分間が残されていたが、カディスは点差を縮めるために、積極的にテア・シュテーゲンの守るゴールを攻めてきた。
アラルコンのリーガデビュー
後半40分、この日、3度目の交代が行われ、アンス・ファティに代わって、アラルコンが入った。フベニルカテゴリーの18歳は、既に国王杯でトップチームデビューを果たしていたが、今回の試合がリーガでの、そしてSpotifyカンプノウでのデビューとなった。
この交代の直後、アンソニー・ロサノのシュートがポストに弾けた。バルサは試合をコントロールしていたものの、セルヒオ・ゴンサレスの率いるカディスも最後まで執念をみせた。アディショナルタイムが3分間追加されたが、電光掲示板のスコアが変わることはなかった。この日、Spotifyカンプノウの足を運んだ72.010人の観客は、再び、バルサがリーガで2位と勝ち点8点差で首位を独走する様子を目に焼き付けて、スタジアムを去ることになった。
次戦は、木曜日、ヨーロッパリーグに再び、舞台を変えて、オールドトラットフォードでの試合に挑むことになる。
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