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バルサ – レアル・ソシエダ:デンベレ弾で準決勝へ

バルサは、10人になったレアル・ソシエダを前に、後半にデンベレが決めたゴールによる僅差リードを守り、国王杯準決勝進出を果たした

国王杯準決勝に進出するのは、バルサだ。Spotifyカンプノウで行われた国王杯8強、FCバルセロナ対レアル・ソシエダの試合は、この日、精彩を放ったデンベレが後半6分に決めたゴールにより、バルサが準決勝進出を決めることになった。レアル・ソシエダは、前半40分、メンデスがセルヒオに犯したファウルにより、レッドカードを与えられ、数的不利な状況で最後まで戦うことになった。

準々決勝に進出できるのは、1チームのみ。リーグ戦3位のレアル・ソシエダを前にした国王杯8強に、チャビ・エルナンデスは、テア・シュテーゲン、クンデ、アラウホ、クリステンセン、バルデ、セルヒオ、フレンキー・デ・ヨング、ガビ、ペドリ、デンベレ、レバンドフスキのイレブンで、試合に臨んだ。

試合は、最初の5分で、既にレアル・ソシエダ、FCバルセロナの両者がゴールマウスにシュートを放つなど、激しいボールの奪い合いで開始した。

前半11分には、レバンドフスキがシュートを押し込むも、フレンキー・デ・ヨングがわずかにオフサイドだったために、取り消された。デンベレ、ペドリ、レバンドフスキ、フレンキー・デ・ヨングが、次々とレミーロのゴールを攻めるも、後、わずか、というところで、ゴールネットを揺らすことができない展開が続いた。バルサが試合のコントロールを握る一方で、レアル・ソシエダも、攻撃チャンスを手にし、前半29分には、久保が左サイドから放ったシュートが、テア・シュテーゲンのゴールポストに弾けるなど、激しい戦いが続いた。

しかし、その激しさが増した末、前半40分、ブライス・メンデスがセルヒオに犯した激しいファウルにより、最初はイエローカードが与えられたものの、VAR判定により、レッドカードに判定が覆され、レアル・ソシエダは数的不利な状況で残りの時間を戦うことになった。

両者は、スコアレスドローのまま、ハーフタイムを迎えることになった。

デンベレの先制点

後半6分、待ち焦がれていた先制点が訪れた。右サイドから上がってきたデンベレが、センタリングを送る代わりに、殆ど、角度がない位置から、ニアを狙ってシュートを放った。デンベレのシュートは、レミーロの隙を突き、バルサは待望の先制点を手にした。

後半15分に、レアル・ソシエダの久保が、テア・シュテーゲンの目の前にいたセルロートに完璧なセンタリングパスを送ったものの、セルロートはその絶好なチャンスに合わせることはなく、同点弾にはならないまま、バルサの僅差リードで試合は続いた。

後半22分には、ガビのシュートがポストに弾けるも、スコアは変わらず、後半33分、チャビは最初の交代を行なった。ペドリとバルデに代わり、ケシエとハフィーニャがピッチに入った。また、後半39分には、この日の試合の立役者となったデンベレにかわり、アンス・ファティが入った。

守護神・テア・シュテーゲン

しかし、最後まで、レアル・ソシエダは粘り、同点弾を狙った。後半42分には、ロベルト・ナバロが同点シュートのチャンスを得たが、再び、テア・シュテーゲンのスキルが光った。90分から2度に渡ってCKチャンスを手にしたレアル・ソシエダが、更にアディショナルタイムの後半47分にも、バルサのゴールを攻めた。オルサガスティのシュートは、同点弾になってもおかしくなったが、再び、バルサの守護神、テア・シュテーゲンがセーブし、バルサは、国王杯準決勝への切符を手にした。

 

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