インテルシティ - バルサ: 興奮、延長戦、そして16強進出!
エキサイティングなインテルシティとの試合を延長戦まで戦ったあげく、バルサは、アリカンテ経由で国王杯の16強進出を決めた。2023年のデビュー戦、インテルシティを前にした国王杯32強は、バルサがアラウホのゴールで早い時間に先制するも、ゴールを決める度に、追いつかれ、最終的に延長戦までもつれこむ接戦となった。インテルシティは、ソルデがハットトリックを決め、バルサは、アラウホ、デンベレ、ハフィーニャが得点した後、延長戦でアンス・ファティが勝利弾を決め、バルサに16強進出をもたらした。
この試合に向けてチャビ・エルナンデスは、前日にトップチームに登録されたイニャキ・ペニャを始め、ベジェリン、クンデ、アラウホ、アルバ、セルヒオ、ケシエ、パブロ・トーレ、デンベレ、メンフィス、フェラン・トーレスのイレブンをピッチに送った。
アラウホ、前半のキープレーヤー
試合は、幸先の良いスタートを切った。前半4分、パブロ・トーレが放ったCKに、ロナルド・アラウホが正確にヘディングを合わせ、インテルシティのGK、ガイスカの守るゴールネットを貫いた。
前半18分には、インテルシティがイニャキ・ペニャを超え、アアロン・ピニャが、シュートを放ったものの、アラウホがクリアし、同点を防いだ。
前半、バルサは、試合をコントロールし、インテルシティにプレーさせなかったものの、数々のチャンスを手にしながらも、ネットを揺らすことはできず、僅差リードのまま、ハーフタイムを迎えることになった。
インテルシティの同点弾
後半は、もっとも恐れていた展開となった。後半14分、CKからのクリアボールを拾い、ソルデがイニャキ・ペニャのゴールにシュートを突き刺し、インテルシティに同点弾をもたらした。
チャビは、一気に3人の選手を変えた。後半15分、フェラン・トーレス、パブロ・トーレ、アラウホに変えて、ハフィーニャ、ガビ、エリック・ガルシアがピッチに入った。
シーソーゲームの後半
交代で入ったガビのパスから、追加点が生まれることになった。ガビのパスを受けたデンベレは、そのテクニックを最大限に生かし、左足でループシュートを放ち、バルサに追加点を与えた。
後半22分、試合は1-2となった。ところが、その6分後、後半28分に再び、ソルデが2点目をマーク。両者のスコアは再び、並んだ。その直後にチャビは、メンフィスにかえて、アンス・ファティを投入。後半31分には、ジョルディ・アルバのアシストを受けたハフィーニャが3点目をマークし、再び、バルサがリードした。後半37分、ベジェリンにかわり、マルコス・アロンソが入った。
そして、後半40分、ソルデがこの日、3度目のゴール、ハットトリックをマーク。試合は、再び、振り出しに戻った。
90分が経過し、アディショナルタイム4分間が終了しても、スコアは3-3のままだったため、試合は延長戦へともつれこんだ。
延長戦へ
延長戦がスタートしてすぐに、アンス・ファティがシュートを放つも、わずかに枠をとらえきれなかった。バルサはディフェンスラインを高くあげて、ひたすら、ゴールを求め続けた。その田待望のゴールは、延長戦が終わる寸前にやってきた。103分、ハフィーニャが右から放ったセンタリングを受けたアンス・ファティのシュートが、この日、冴えたセービングを見せ続けてきたガイスカのゴールを破った。その2分後、デンベレにかえて、バルデを投入し、延長戦の前半は終わった。まだ、15分間残っており、インテルシティも諦めることはなかった。114分には、バルデが絶好のチャンスを手にするも、再び、ガイスカのセービングに合った。その3分後には、インテルシティが再び、CKを手にし、両者の接戦が続いた。しかし、最後までスコアボードの表示はもう、変わらなかった。120分をかけて、バルサは、国王杯16強進出を手にした。バルサの対戦相手は、今週の土曜日、13時から行われる抽選で決まることになる。
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