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オサスナ - バルサ:逆転首位(1-2)

バルサは1時間以上、数的不利で戦ったにもかかわらず、ペドリとハフィーニャのゴールで貴重な勝ち点3を手にし、エル・サダルを去ることになった

カタールW杯のために、リーガが中断する前の最後の試合となるリーガ14節、オサスナーFCバルセロナ戦は、オサスナに先制され、更に、レバンドフスキが前半に退場し、1時間以上、バルサが数的不利な状況で戦わざるを得なかったにもかかわらず、ペドリ、ハフィーニャのゴールで、貴重な勝ち点3を手にすることになった。

前日、レアル・マドリードがラヨ・バジェカーノを前に黒星を喫したため、首位に躍り出たバルサは、首位の座をキープするために、この試合で再び、勝ち点3を手にする必要があった。

チャビ・エルナンデスは、この試合に向けて、テア・シュテーゲン、バルデ、クリステンセン、マルコス、ジョルディ・アルバ、セルヒオ、フレンキー・デ・ヨング、ペドリ、デンベレ、フェラン、レバンドフスキのイレブンで試合に臨んだ。この試合に勝ちにいくという本気度がラインナップから、垣間見えた。

オサスナの先制

だが、試合は、チャビが思ったようには運ばなかった。前半6分、ダビッド・ガルシアがオサスナに先制点をマーク。ウナイがマルコス・アロンソにファウルを犯したのは明白に見えたが、主審はVARチェックする必要はないと判断。前半の早い段階から、バルサは、逆転を狙わざるを得なくなった。バルデ、デンベレ、レバンドフスキと次々とゴールチャンスが生まれるも、ネットを揺らすことはできず、厳しい状況が続いた。

レバンドフスキの退場

しかし、前半31分、状況は悪化してしまった。レバンドフスキのダビッド・ガルシアへのプレーに対し、主審は迷うことなく、2枚目のイエローカードを提示し、ポーランド人ストライカーは、退場を余儀なくされた。バルサは、残りの試合を数的不利の10人でプレーせざるを得なくなった。

前半45分には、ジョルディ・アルバのセンタリングを受けて、フェラン・トーレスがゴールを決めるも、わずかにオフサイドだったため、ゴールは取り消され、バルサは、ノーゴールで、ハーフタイムを迎えた。

前半45分には、ジョルディ・アルバのセンタリングを受けて、フェラン・トーレスがゴールを決めるも、わずかにオフサイドだったため、ゴールは取り消され、バルサは、ノーゴールで、ハーフタイムを迎えた。また、これが最後の試合となったベンチにいたジェラルド・ピケが、主審に文句を言ったことで、退場になるアクシデントもあった。

ペドリの同点弾

後半が始まってすぐ、待望の同点弾が入った。ジョルディ・アルバが左からあげたセンタリングを、フェランがオサスナのセンターバックと奪い合い、こぼれたボールをペドリが押し込んだ。後半3分、バルサは同点に追いついた。

数的不利な状況で戦っているバルサに疲れが見え始めるのは、当然だった。後半29分、チャビは最初の交代を行い、クリステンセンに変えて、ガビを投入した。その後、後半33分には、デンベレとフェランに変えて、アンス・ファティとハフィーニャをピッチに送った。

ハフィーニャのゴール

この交代が功を奏した形となった。ピッチに立った7分後、後半40分に、フレンキー・デ・ヨングが放った正確なロングパスに合わせて、ハフィーニャのヘッドがアイトールのネットをとらえた。試合終了まで後、5分の状況で、バルサは数的不利な状況ながら、スコアを1-2に変えた。

アディショナルタイム4分が追加された。そのアディショナルタイムに最初はオサスナのモンカヨラが、その後は、アンス・ファティがゴールチャンスを手にした。

最後の数分間、バルサは耐えて逃げ切り、またその時間に、新たな若手センターバック、チャディ・リアドがペドリに変わってピッチに立ち、トップチームでの公式デビューを果たした。このオサスナ戦で堂々と勝利を納めたバルサは、ワールドカップのためのリーガの中断を首位で迎えることになった。

 

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