バレンシア - バルサ: レバンドフスキの千金勝利弾 (0-1)

メスタージャで行われたバレンシアとの対戦、リーガ１２節は、94分にレバンドフスキが決めた千金ゴールで、バルサが貴重な勝ち点３を手にした。

試合前には、バレンシア、バルサの両チームでプレーしたレジェンドのダビッド・ビジャへの敬意を表するセレモニーも行われた。

ノーゴールの前半

チャンピオンズリーグの敗退から、72時間後、その痛手から回復すべく臨んだリーガ12節、メスタージャでのバレンシアとの対戦に、チャビ・エルナンデスは、テア・シュテーゲン、バルデ、クンデ、エリック、アルバ、セルヒオ、フレンキー・デ・ヨング、ペドリ、デンベレ、レバンドフスキ、アンス・ファティのスタメンで臨んだ。

前半13分、ペドリのパスから、アンス・ファティがゴールチャンス、さらに前半22分には、アンス・ファティがゴールネットを揺らすも、レバンドフスキがわずかにオフサイドだったとの判定でスコアにならなかった。

前半終了間際の44分に、レバンドフスキが放ったシュートがポストに弾け、数々のスコアチャンスを手にするも、前半はスコアレスドローで、ハーフタイムを迎えることになった。

重なる負傷

前半が終わる間際に、違和感を覚えるエリック・ガルシアに代わり、マルコス・アロンソがピッチに入った。後半が開始して、すぐに、後半5分には、サミュエル・リーノが、バレンシアにゴールをもたらすも、その後、ハンドがあったことがVAR判定により認められ、ゴールは取り消された。

後半11分　チャビは、選手を3人、同時交代させ、ガビ、フェラン・トーレス、ハフィーニャ が、デンベレ、アンス・ファティ、セルヒオに代わって入った。後半20分には、アルバのセンタリングから、バルサが得点チャンスを手にしたが、ハフィーニャのシュートはわずかに届かなかった。更にその後、後半28分には、クンデも負傷交代を余儀なくされ、ジェラルド・ピケがピッチに立った。

レバンドフスキの千金ゴール

負傷はバレンシアも同様であり、カバーニ、コレイアがピッチで続けることができず、試合のリズムは下がった。

このまま、スコアレスドローで試合が終わるかと思われたが、チャンスは、94分にやってきた。ハフィーニャが送ったアシストから生まれたゴール前のチャンスをレバンドフスキは無駄にすることなく、ママルダシュヴィリのゴールネットを揺らした。ここから、試合終了まで残されていたのは、3分であり、結果は変わることはなかった。 マドリードと共にリーガの首位争いをするバルサは、ワールドカップで試合が中断されるまで、後、2試合、アルメリア戦、オサスナ戦が残されている。