バルサ - セルタ: 勝ち取った辛勝(1-0)
リーガ8節、Spotify カンプノウで行われたFCバルセロナ対セルタ・デ・ビゴとの試合は、ペドリのゴールが決勝点となり、勝ち点3を手に入れ、バルサはリーガでの首位をキープし、クラシコを迎えることになった。
前半の支配、ペドリのゴール
チャンピオンズリーグでの傷を癒やし、立ち直るべく、チップを切り替えて迎えたリーガ8節、Spotify カンプノウでのセルタとの対戦に、チャビ・エルナンデスは、テア・シュテーゲン、バルデ、ピケ、マルコス、アルバ、セルヒオ、ガビ、ペドリ、ハフィーニャ、フェラン、レバンドフスキのイレブンで臨んだ。目標は、ただ一つ、首位をキープすることにあった。
前半11分には、ハフィーニャがシュートを放ち、続けて、レバンドフスキ、フェラン・トーレスとバルサはセルタのゴールを攻め続けたが、マルチェシンの冴えたセービングが全てを防いだ。
しかし、前半17分、ペドリが放ったシュートは、マルチェシンも止めることはできなかった。ペドリが左足で決めた先制点により、バルサは僅差リードを手にした。
ガビ、そしてペドリのスキル
前半26分には、ゴールには繋がらなかったものの、アスパスからボールを奪い、前線でラフィーニャとのコンビネーションにつなげた、ガビのスキルが光った。前半36分には、ペドリがディフェンダーを次々と3人続けて抜くスキルを披露し、ゴール手前までボールを持ち込んだものの、受け取ったフェラン・トーレスはキープできず、チャンスを生かすことはできなかった。
前半40分には、エリア内のハフィーニャにガランがファウルを犯し、PKの笛が吹かれるかと思われたが、主審は、ハフィーニャが自ら、演出したプレイだと理解し、PK判定とはならなかった。
バルサは、前半、ペドリのゴールで僅差リードを手に、ハーフタイムを迎えることになった。
苦しみに耐えた後半
後半、前半と同じ顔ぶれでスタートしたチャビの率いるチームだが、状況は、一変した。開始早々、セルタの攻撃を受けることになっただけでなく、その後、後半を通して、バルサは、なかなか、ボールを持てず、セルタに試合のコントロールを握られる形となった。後半20分、この状況を打破すべく、チャビ・エルナンデスは、3人の選手、デンベレ、アンス・ファティ、フレンキー・デ・ヨングを同時に投入した。
後半25分には、セルタがテア・シュテーゲンのゴールに、シュートを突き刺したが、そのゴールは、オフサイド判定により、取り消された。1-0でリードした状態で、チャビはさらにバルデに変えて、セルジ・ロベルトをピッチに送った。後半38分には、イアゴ・アスパスがテア・シュテーゲンと1対1になるも、バルサの守護神が再び、冴えたセービングで失点を許さなかった。
最後の交代枠を使い、ジョルディ・アルバに代わり、エリック・ガルシアがピッチに入った。セルタは積極的にバルサのゴールを攻め続け、バルサにとっては、非常にやりづらい状況が続いた。アディショナルタイムの6分間がすぎた後も、スコアは変わらなかった。
バルサは貴重な勝ち点3を勝ち取り、3日後には、チャンピオンズリーグに再び、舞台を変えることになる。次のバルサの対戦相手は、インテル・ミランだ。
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