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バイエルン・ミュンヘン - バルサ : 鬼門を制せず(2-0)

バルサは良い試合を行なっていたものの、バイエルンの前に今季、最初の黒星を喫した

アリアンス・アレナで行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節、バイエルン・ミュンヘンーFCバルセロナ戦で、チャビの率いるチームは、前半、非常に良いゲーム運びを見せたものの、後半の魔の5分間で、2失点を許し、再び、鬼門を制することができなかった。

ミュンヘンの夜、世界最高峰の2チームがぶつかり、素晴らしいゲームを行なった。だが、ゴールを前により高い効率性を示すことができたチームが、勝利を納めることになった。
 
この欧州のビッグマッチに、チャビ・エルナンデスは、テア・シュテーゲン、クンデ、アラウホ、クリステンセン、マルコス・アロンソ、セルヒオ、ガビ、ペドリ、ハフィーニャ、デンベレ、レバンドフスキのイレブンで、臨んだ。マルコス・アロンソにとっては、デビュー戦、ハフィーニャにとっては、スタメンデビューとなった。

互角の前半

試合のスタートは、バイエルンがポゼッションを手にしたが、バルサもすぐに反撃を開始した。前半9分、ペドリがこの試合で最初の絶好のチャンスを手にし、ノイアーに仕事を余儀なくさせた。続けて、18分にレバンドフスキ、25分にハフィーニャ、28分には、ガビのアシストを受けたレバンドフスキが、ゴール前のハフィーニャに再び、パスを送るもディフェンダーにカットされ、試合は絶え間ない攻撃チャンスを手にしながらも、ゴールネットは揺れなかった。

前半終了間際の43分、エリアに入り込んだデンベレに、デイビスがファウルを犯すも、主審、VAR判定とも、PKとみなさず、両チームは、スコアレスドローで、ハーフタイムを迎えた。

魔の5分から初黒星

後半も前半と同じシナリオでスタートしたものの、バイエルンがその状況を大きく変えた。試合開始から5分、CKからのセットプレーをルカス・エルナンデスが押し込み、先制点をもたらした。そのゴールのショックから立ち直る前に、後半9分には、サネが追加点をマークし、両者の点差を2点に伸ばした。

あっという間に、2点のリードを許す形となったバルサは、後半15分に交代を行ない、チャビは、ガビとハフィーニャに変えて、フレンキー・デ・ヨングとフェラン・トーレスを投入した。後半18分には、レバンドフスキとペドリのコンビネーションプレーから、ペドリがシュートもゴールはポストに弾けた。その一方で、バイエルンは、3点目を求め続け、その手を緩めることはなかった。

クリステンセンに代わり、エリック・ガルシアがピッチに入り、更に後半35分には、アンス・ファティとケシエが、デンベレとセルヒオの代わりに入った。しかし、ノイアーが守るゴールネットが揺れることはなく、バルサは、2022/23年初の黒星をバイエルンを前に喫することになった。

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