バルサ– ヴィクトリア・プルゼニ: 勝利始め(5-1)

ヨーロッパを舞台にした今季の初舞台は、ホームでの大勝から始まった。バルサは、チャンピオンズリーグ第１節で、ヴィクトリア・プルゼニを前に、ケシエの先制点、レバンドフスキのハットトリック、フェラン・トーレスの得点で、5-1と大勝で試合を制し、欧州大会のスタートを切った。

初戦のヴィクトリア・プルゼニを前に、チャビ・エルナンデスは、テア・シュテーゲン、セルジ・ロベルト、クンデ、クリステンセン、ジョルディ・アルバ、フレンキー・デ・ヨング、ケシエ、ペドリ、デンベレ、アンス・ファティ、ロベルト・レバンドフスキのイレブンで臨んだ。週末のリーグ戦から、6人もの顔ぶれを変え、バルサのユニフォームを着て、チャンピオンズリーグデビューする選手4人、クンデ、クリステンセン、ケシエ、レバンドフスキを含むラインアップだった。

チャンピオンズ初出場選手の活躍

試合が開始した直後から、攻撃的に攻め始めたバルセロナだが、先制点が訪れたのは、前半13分だった。バルサは与えられたCKを生かし、右サイドからクンデが放ったパスをケシエのヘッドが捉えた。ケシエにとっては、バルサでの初ゴールとなった。

試合を完全に支配していたバルサだが、前半25分に、クリステンセンがエリア内でファウルを犯したと判定され、PKの笛が吹かれたものの、その後、VAR判定により、PKは取り消され、バルサはドローを免れ、ゲームを続行した。

再び、レバンドフスキ

前半34分、再び、バルサの9番が脚光を浴びる瞬間が訪れた。バルサにやってきてから、ゴールをマークすることを止められないロベルト・レバンドフスキの効率性は、欧州に舞台を変えても、変わらなかった。セルジ・ロベルトのアシストを受けると、その右足から放たれたボールがヴィクトリア・プルゼニのゴールネットを揺らした。

スコアを2-0と伸ばしたバルサは、前半43分、ヴィクトリア・プルゼニに失点を許してしまい、両者の点差は、縮められた。だが、前半が終わり、アディショナルタイムが3分加えられた間に、デンベレが、右サイドでのボールを決死の形相でリカバリーし、レバンドフスキにセンタリングを送った。レバンドフスキは、そのデンベレの努力を無駄にせず、再び、ゴールを沈めて、前半のスコアを3-1に変え、バルサはハーフタイムを迎えることになった。

後半から、セルジ・ロベルトと交代し、ピケがピッチに入った。さらに後半20分、アンス・ファティにかわり、フェラン・トーレスが入った。試合はまだ終わっていなかった。

レバンドフスキのハットトリック

後半22分、エリア外から右足シュートを突き刺し、レバンドフスキがハットトリックを達成してみせたのだ。アシストを送ったのは、フェラン・トーレスだった。スタジアムは、レバンドフスキとチャビ・エルナンデスへのコールの大合唱で溢れた。

試合を完全に掌中に入れたバルサだが、チャビ・エルナンデスの率いるチームは、その手綱を緩めなかった。後半25分、アンス・ファティに交代して、入ったフェラン・トーレスが冷静に追加点をマークし、バルサのスコアを5-1に伸ばした。

後半28分、デンベレ、ペドリに変わって、メンフィス、ガビが、後半35分、ケシエに変わって、パブロ・トーレがピッチに入った。但し、そこから、スコアが変わることはなかった。

バルサは、ヴィクトリア・プルゼニを前にチャンピオンズリーグ初節をホームにて、5-1で堂々と制し、望み通りの欧州大会のスタートを切った。