バルサ - ラヨバジェカーノ: 繰り返された黒星 (0-1)
叶わなかった。バルサはラヨ・バジェカーノを前に行なった延期されていたリーガ21節で、僅差ながらの黒星を喫し、ホームでの三連敗を許すことになった。
ラヨの先制
この試合を制すれば、チャンピオンズリーグに直接、参戦できる2位へのポジション固めとなる大事な試合に向けて、チャビ・エルナンデスは、テア・シュテーゲン、デスト、エリック・ガルシア、アラウホ、ジョルディ・アルバ、セルヒオ、フレンキー・デ・ヨング、ガビ、デンベレ、フェラン、オーバメヤンのイレブンで臨んだ。
しかし、バルサにとって、試合は期待通りには進まなかった。前半6分と早い時点で、アルバロ・ガルシアが、テア・シュテーゲンのゴールに先制点を突き刺し、バルサは立ち上がりから、ホームで僅差リードを追う形となった。前半13分には、アラウホがディミトリスキにシュートを放つも、ゴールネットを揺らすことはできなかった。前半34分にも、オーバメヤンがゴールを決める寸前だった他、フレンキー・デ・ヨング、ジョルディ・アルバも、前半を通して、シュートを繰り出し、デンベレも、個人プレーで何度となく前半までボールを持っていくも、決定的な形にすることはできなかった。前半43分には、ガビのシュートが枠を捉えるも、ポストに跳ね返され、惜しくも、ゴールにならなかった。
攻撃を諦めないバルサは、前半44分に、デンベレの個人プレーから、ゴール正面でフリーキックチャンスを得て、デンベレ自身が直接ゴールを狙うも、フリーキックは、クロスバーの上を超えた。中でも、ガビとアラウホがリーダーシップをとり、チームの指揮を撮ったが、バルサは、前半に僅差リードを許して終えることになった。
執拗な攻撃も報われず
後半から、セルジーニョ・デストに代わって、ラングレが戦列に加わった。アラウホが右サイドバックとなり、攻撃にも積極的に加わった。さらに後半15分には、フレンキー・デ・ヨングとフェラン・トーレスに代わって、メンフィスとニコがピッチに立った。それでも変わらない状況を打破するために、チャビは、オーバメヤンとエリック・ガルシアに代わって、ルーク・デ・ヨングとアダマ・トラオレが入った。
後半34分には、エリア外から打ったメンフィスのシュートが枠を捉えるも、ディミトリエフスキがクリア。後半44分には、ガビがエリア内でシュート体制に入った時、カテナがファウルを犯すも、VARの介入はなく、バルサは、0-1のまま、90分間を終えた。
ホームでの三連敗
試合中のロスタイムが多かったため、アディショナルタイム11分が付け加えられた。92分には、アダマ・トラオレ、ジョルディ・アルバ、デンベレと次々にシュートを放つも、わずかにゴールを揺らすことができなかった。バルサはフリーキックチャンスを得て、メンフィスが放ったボールをゴール前でデンベレがシュートも、ラヨ・バジェカーノの堅守を破れなかった。バルサは、最後まで執拗に粘ったものの、ゴールネットを揺らすことができず、ホームで再び、黒星を喫することになった。
もっと読む