バルサ - ガラタサライ: 全てはイスタンブールで (0-0)
イスタンブールで全ては決まることになる。バルサは執拗に最後まで攻撃を仕掛けたものの、ガラタサライの堅守に阻まれ、ヨーロッパリーグのラウンド16 の第一レグは、スコアレスドローに終わり、全ては、トルコでの第2レグに持ち越されることになった。
この試合に、チャビは前日記者会見で予告した通りに、6人もの顔ぶれを変えて、ローテーションを行なった。テア・シュテーゲンをゴールに、デスト、アラウホ、エリック、ジョルディ・アルバ、ニコ、フレンキー・デ・ヨング、ぺドリ、アダマ、フェラン・トーレス、メンフィス・デパイのスタメンで、バルサは試合に臨んだ。
バルサは、ポゼッションにおいて、試合を支配していたものの、ガラタサライの好守に阻まれ、最初に枠を捉えるシュートを打てるまで、約30分を必要とすることになった。前半28分、フリーキックチャンスを与えられたメンフィスの放ったシュートが、ゴールを捉えるも、バルサからレンタル移籍しているGKイニャキ・ペニャが冴えたセーブをみせ、ゴールを阻んだ。バルサは、執拗にゴールを目指すも、前半をスコアレスドローで折り返し、全てを後半に委ねることになった。
攻めのバルサ、守りのガラタサライ
後半から、チャビは、アラウホ、ニコ、フェラン・トーレスに変えて、ピケ、セルヒオ、デンベレをピッチに送った。後半12分に、セルヒオがシュートを送るも、再び、イニャキ・ペニャがクリア。バルサは、ひたすら、ガラタサライのエリアで攻めるも、得点できない状況が続いた。
後半15分には、メンフィスに変わってオーバメヤンが入った。後半16分にはエリア外から、ぺドリが、18分にはデンベレのアシストを受けたフレンキー・デ・ヨングがシュートを放つも、いずれも、GKに阻まれ、ゴールにはならなかった。
後半23分には、アダマのセンタリング、デンベレのアシストからオーバメヤンがチャンスを手にするも、わずかに届かず、27分にはデンベレがエリア外からシュートを放つも、ボールはゴールの上を超えた。後半29分には、フレンキー・デ・ヨングのゴールがポストに弾けた。
後半33分、ガラタサライがテア・シュテーゲンのゴールネットを揺らすも、オフサイドで取り消され、スコアは試合が始まった時と変わらないままだった。
アディショナルタイムが4分間、加えられ、バルサは最後まで執拗に粘った。デンベレが左から放ったCKはイニャキ・ペニャにクリアされ、右からのCKが最後のプレーとなったが、この日、勝利の女神はカンプノウでバルサに微笑むことはなかった。攻めのバルサ、守りのガラタサライの構図は最後まで崩れず、スコアレスドローを崩すことはできなかった。全ては、トルコでの90分間に委ねられることになる。ヨーロッパリーグのラウンド16第2レグは、来週の木曜日、3月17日現地時間18時45分から、アリ・サミ・イェン・スポル・コンプレクスィ(ネフスタディウム)で行われる。
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