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エスパニョールーFCバルセロナ:救世主・ルークと共に勝ち点1

バルサはアディショナルタイムにルーク・デ・ヨングのゴールで、同点に追いつき、勝ち点1点を手にした

リーガ24節、RSCDスタジアムで行われたバルセロナダービーは、アディショナルタイムにルーク・デ・ヨングが決めたゴールが同点弾となり、バルサは勝ち点1を手にすることになった。

このダービー戦に向けて、23人の選手を招集したチャビは、前節、ホームでアトレティコ・デ・マドリードを前に勝利をあげたスタメンと、ほぼ同じ顔ぶれをこのダービー戦に起用した。テア・シュテーゲンをゴールマウスに加え、処分欠場のダニ・アウベスに代わりデストを起用し、アラウホ、ピケ、ジョルディ・アルバ、セルヒオ、フレンキー・デ・ヨング、ぺドリ、アダマ・トラオレ、ガビ、フェラン・トーレスのイレブンをピッチに送り込んだ。

ぺドリの先制点

バルサは、これ以上はないという最高のスタートを切ることになった。キックオフのホイッスルが鳴ってから、2分後にぺドリが先制点をマークしたのだ。ジョルディ・アルバが左サイドから放ったセンタリングに、飛び込んできたぺドリが、ディエゴ・ロペスの守るゴールネットを揺らしたゴールが、今季、リーガでのぺドリの初得点となった。

バルサは、試合をコントロールし続けたものの、追加点はなかなか、訪れなかった。前半38分には、最初、アダマ・トラオレが、続けてフェラン・トーレスが明確なチャンスを手にしたものの、シュートはゴールを揺らすことができなかった。

エスパニョールの同点弾

前半40分、ホームチームの同点弾が決まった。ラウル・デ・トマスが譲ったボールをエリア外からダルデルが押し込み、テア・シュテーゲンのゴールを破った。

バルサはすぐにリアクションを起こし、アダマやガビが先陣を切って、ゴールを攻めたものの、両者は、1-1のスコアでハーフタイムを迎えることになった。

後半、チャビは、左足ヒラメ筋に違和感のあるアラウホに変わって、エリック・ガルシアを投入した。エリック・ガルシアは、負傷から完治し、5週間ぶりにピッチを踏むことになった。

後半10分、ガビが追加点をマークするも、その前のフレンキー・デ・ヨングのプレーがVARにより、オフサイドと判定され、スコアは再び、ドローに戻った。後半16分には、そのデ・ヨングに変えて、オーバメヤンがピッチに入った。

エスパニョールの追加点

後半20分、エスパニョールの最多得点選手であるラウル・デ・トマスがエスパニョールに追加点をマークし、バルサは、ホームチームを追う形となった。好転しない状況を打破するために、後半26分、チャビは、ジョルディ・アルバとガビに変えて、ニコとデンベレを送り込んだ。

後半38分には、CKから、デンベレがエスパニョールのゴールを繰り返し、攻めるも、ボールはゴールに吸い込まれなかった。

後半43分、チャビは最後の交代を行い、ぺドリに変わり、ルーク・デ・ヨングがピッチに入った。

劇的な同点弾

その最後の交代が、バルサを救うことになった。6分間、加えられたアディショナルタイムに、ジェラルド・ピケとメラメドが退場となり、両者とも、10人で最後のアディショナルタイムを戦うことになった。その最後の1分にアダマ・トラオレのアシストを受けたルーク・デ・ヨングが、同点弾を叩き込んだ。

バルサは、ここまでリーガにおいてエスパニョールとのダービー戦で、23試合連続無敗記録(16勝5分)というリーガ史上のダービー戦で、どのチームも達成していない記録を手にしていたが、今回もドローに終わり、その記録を再び、更新してリーガ史上最多無連敗記録を手に、試合を終えることになった。

 

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