オサスナ - バルサ: エル・サダルですり抜けた勝ち点2点 (2-2)
FC バルセロナは、エル・サダルスタジアムで、オサスナを前に勝利をあげることができなかった。前半にニコが、後半にアブデがゴールを決めたものの、2度とも最終的にオサスナに追いつかれ、試合は両者が勝ち点を分け合うドローに終わった。バルサは、16節を終えて、勝ち点24と難しい状況に追い込まれた。
早い時間に先制も、同点へ
「この試合から勝ち始めなければならない」と、前日、記者会見でチャビが話したリーガ17節、エル・サダルでのオサスナとの試合に、チャビはテア・シュテーゲン、アラウホ、ピケ、ユムティティ、セルヒオ、フレンキー・デ・ヨング、ニコ、ガビ、ルーク・デ・ヨング、アブデ、デンベレのイレブンをピッチに送り込んだ。
前半12分、バルサの19才のミッドフィルダー、ニコが先制点をバルサにもたらした。ニコにとってトップチームでの初ゴールとなったゴールのセンタリングをあげたのは、ガビだった。しかし、その歓喜は長く続かなかった。その2分後、前半14分、ダビッド・ガルシアが完璧なヘディングシュートを突き刺し、同点弾をマーク。エル・サダルのスコアボードは、再び、振り出しに戻った。
アブデが個人プレーから、スピーディにボールを前線に持っていくも、そのアクションがゴールネットを揺らすことはなかった。両者とも1-1のまま、スコアが変わることなく、バルサはハーフタイムを迎えた。
アブデの追加点も、再び、同点弾
同じ顔ぶれで始めた後半、バルサが早い時間に追加点をマークした。後半5分、デンベレの放ったセンタリングをディフェンダーが触ったものの、アブデは、そのチャンスを逃さなかった。アブデは、右足を振り抜き、その強力なシュートがゴールに突き刺さった。バルサは僅差リードで後半をスタートすることになった。
後半13分には、エリア外からデンベレがシュートを放つも、わずかにゴール枠を捕らえなかった。
後半28分、チャビは最初の交代を行い、この日、先制点を決め、非常に良い活躍をしたニコをベンチに退かせ、ミンゲサをピッチに送った。その後、後半35分、異和感を訴えたデンベレに代えて、コウチーニョがピッチに立った。
後半41分、チミー・アビラがエリア外から放ったシュートが、テア・シュテーゲンのゴールに突き刺さった。バルサが勝ち点3を求めるためのアディショナルタイムは、5分間だった。チャビは、アブデに代えて、ジュグラをピッチに送った。ルーク・デ・ヨングとコウチーニョもチャンスを手にしたが、スコアボードがそこから動くことはなかった。ハイボルテージの試合は、勝ち点を分け合う形で終わった。
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