アブデ、FCバルセロナでスタメンデビュー
ボールを取り返し、ドリブルで抜き、センタリングをあげ、シュートをポストにあてた。これがアブデがバルサの初スタメンとしてピッチに立って、最初に行なったプレゼンテーションだった。更に、ビジャレアルを前に先制点をお膳立てしてみせた。
👏アブデ(19)、本日初スタメン!🙌
— FC バルセロナ (@fcbarcelona_jp) November 27, 2021
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開始と共にポストにシュート
バルサの 33 番は、チャビ・エルナンデスがラ・セラミカスタジアムでのイレブンに起用したことに、臆することは全くなかった。ピッチに立って、5分もたたないうちに、攻守においてその存在感を主張し、試合が始まるやいなや、ボールを奪い、取り返し、ヘディングシュートでボールをポストに当ててみせた。前半4分には、ルリにセービングを余儀なくさせた。
若きアタッカーに、ブレーキはなかった。モロッコに生まれ、バルサのトップチームのユニフォームを初めて身につけた選手は、ぺドラサを振り回す悪夢と化した。ビジャレアルのサイドバックは、このアタッカーを止めようとしたが、バルサの19歳のスピードを前に歯が立たなかった。アブデは、若手に信頼を寄せる監督、チャビの攻撃を象徴する働きをみせた。
アブデはトップチームと共に、アラベス戦でデビューを果たした。その後、ここまで、セルタ、エスパニョール戦でベンチスタートし、プレー時間を130分間、重ね、4試合目にして、スタメン出場を果たした。常にドリブルを念頭に置いており、ここまで、19回のドリブルを仕掛け、12回、成功させている。
ビジャレアルでの 0-1 をお膳立て
まさにどのドリブルから、攻撃参加し、33番の放ったセンタリングが、ビジャレアル戦での先制点を生み出すことになった。勇敢に攻めるその姿勢が最高の形で現れた瞬間だった。試合開始後のアブデのインテンシティは、後半の途中で落ちたものの、右サイドでのプレーは、合格点以上のものだった。66分間に渡り、エネルギッシュに右サイドをものにし、 デンベレと交代して、ピッチを去った。
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