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バルサ - ベンフィカ: 全ては最終節に (0-0)

バルサはあらゆる形で勝ち点3を手に入れるべく、試みたものの、効率性に欠け、16強進出は最終節に持ち込まれることになった

FCバルセロナは、カンプノウで行われたチャンピオンズリーグ第5節、ベンフィカとの試合を、スコアレスドローで終え、勝利で収めることができなかった。チャビが欧州大会で初めて指揮をとった試合で、バルサは、あらゆる形で勝ち点を手にすべく、トライしたが、16強入りを決めることはできず、ゴールアベレージで、ベンフィカに劣るため、ホームでディナモ・キエフを前に戦うベンフィカの結果を水、ミュンヘンでバイエルンに勝つことを余儀なくされる状況となった。

試合のコントロール

16強進出の鍵となるこの試合に、チャビは、3-4-3の攻撃的なシステムで臨み、そのためのスタメンを、テア・シュテーゲンを始め、アラウホ、ピケ、ラングレ、セルヒオ、フレンキー・デ・ヨング、ニコ、ガビ、ジョルディ・アルバ、デミール、メンフィスをピッチに送り込んだ。

ゲームはバルサカラーに染まっていた。最初に攻撃を仕掛けたのは、この日、スタメン出場したデミールであり、前半8分には、コンビネーションプレーとニコのナイスプレーから生まれたチャンスを生かし、デミールがシュートを放つなど、開始から攻撃を仕掛けた。バルサは、雨降る中、足を運んだ約5万人の観客から、声援を浴びた。

それにこたえるように、デミールだけではなく、アラウホ、ガビ、ジョルディ・アルバ、メンフィスと次々に攻めた。

だが、やはり、16強を目指すベンフィカも、前半34分に絶好のチャンスを手にし、ヤレムチェクがシュートを放つも、テア・シュテーゲンが冴えたセーブを見せた。だが、その直後、35分には、オタメンディがエリア内から、パワフルなシュートを突き刺し、テア・シュテーゲンの守るネットを揺らしたが、その前のプレー、コーナーキックの際にボールがラインの外に出ていたとマイクロチップが反応したため、ゴール自体が取り消されることになった。

また、前半終了間際の43分には、デミールが放ったシュートがポストに弾けるも、ネットを揺らすことはなく、バルサはスコアレスドローのまま、ハーフタイムを迎えることになった。

デンベレの復帰も、スコアは変わらず

後半になっても、状況は変わらなかった。状況の好転をはかるべく、チャビ・エルナンデスは、後半20分、この日、最初の交代を行なった。デミールに変わって、デンベレが右サイドに入った。ピッチに立ったフランス人アタッカーは、水を得た魚のように、精力的に動き、チャンスメイクを行ない、後半22分には、そのセンタリングからフレンキー・デ・ヨングが放ったシュートが枠を捉えるも、セービングにあい、なかなか、得点には結びつかなかった。

後半38分には、待望の先制点を、アランホが突き刺したと思われたが、オフサイド判定がくだされ、ゴールは幻に終わった。

最終的に試合は、始まったのと同じスコア、0-0 で終わった。よって、全ては12月8日にミュンヘンで決まることになる。現在、グループ内1位のバイエルンが、バルサを待ち受けることになる。

 

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