ホーム

FC バルセロナ - レアル・マドリード: 互角の試合も黒星

アディショナルタイムにアグエロが決めたゴールは、アラバとルカス・バスケスが決めた得点に追いつかず、バルサは試合内容は互角ながらも、黒星を喫することになった。

カンプノウで行われた今季最初のクラシコ、FCバルセロナ対レアル・マドリードの対戦、リーガ10節は、前半にアラバが決めた得点でレアル・マドリードがリードし、その後、アディショナルタイムに、ルカス・バスケスとアグエロが得点したものの、わずかに1点及ばずに、バルサはホームで黒星を喫することになった。

86422人の声援を受けて、特別な機会に作られるモザイクが広げられたカンプノウで、世界中の注目を浴びるクラシコが始まった。

ロナルド・クーマンは、テア・シュテーゲンをゴールに、ミンゲサ、エリック・ガルシア、ピケ、ジョルディ・アルバ、セルヒオ、フレンキー・デ・ヨング、ガビ、デスト、メンフィス、アンス・ファティのイレブンで、レアル・マドリードに臨んだ。

前半24分、メンフィスが左から送ったセンタリングをアンス・ファティが受けて、ゴールの目の前にいたデストに送ったが、デストのシュートは、ゴールをわずかに捕らえなかった。

レアル・マドリードの先制点

両者、互角の戦いが続き、バルサは多くのチャンスを手にしていたにもかかわらず、最初にスコアの均衡を崩したのは、レアル・マドリードの方だった。前半31分、中盤で失ったボールを手にしたアラバが個人プレーで、テア・シュテーゲンの守るゴールまで持っていき、エリア外からシュートを突き刺した。

すぐにリアクションを起こしたバルサは、その3分後に、メンフィスの放ったCKに当てて、ジェラルド・ピケがヘディングシュートを放ったが、そのシュートはわずかにクルトワの守るゴールの枠を捕らえなかった。また、後半に入る前に、アンス・ファティも同点弾のチャンスを手にしたが、レアルのディフェンスにクリアされ、バルサは、僅差を追う形で、ハーフタイムを迎えることになった。

コウチーニョの攻撃援助

後半から、クーマンは、ミンゲサに変えて、コウチーニョをピッチに送った。後半4分には、アンス・ファティが最初のチャンスを手にしたが、わずかのところで、同点弾にはならなかった。後半15分には、最初はモドリッチ、続けてベンゼマがテア・シュテーゲンのゴールを攻めたが、スコアは変わらず、僅差のまま、進んでいった。後半17分には、再び、ベンゼマがシュートもテア・シュテーゲンがクリアし、失点を抑えた。その時間までは、バルサが再び、ピッチを支配していた。

クーマンは、再び、駒を動かし、後半28分にアンス・ファティに変わって、クン・アグエロを、後半32分にフレンキー・デ・ヨングに変わって、セルジ・ロベルトを投入した。それでも、変わらない状況に、後半40分、ガビに変わって、ルーク・デ・ヨングが入った。残された時間は、5分。それにアディショナルタイム7分間が加えられた。しかし、そのアディショナルタイムに入った得点は、再び、対戦相手のものだった。ルカス・バスケスが後半48分にテア・シュテーゲンのゴールにシュートを突き刺し、僅差だったスコアを2点差に伸ばした。

クン・アグエロの初ゴール

試合がそのまま、終了するかと思われた最後の瞬間に、アンス・ファティに変わって入ったクン・アグエロが、1点を返した。アグエロにとってはバルサでの初得点であり、以前のクラブ、アトレティコ・デ・マドリード、マンチェスターシティに在籍していた時と同様に、バルサでも、レアル・マドリードを前に得点してみせたが、既に時間は残されていなかった。このゴールを勝ち点につなげることはできず、バルサはホームで、再び、宿敵を前に黒星を喫することになった。

 

もっと読む