バルサ - レバンテ: カンプノウフェスティバル (3-0)

カンプノウで行われた今週3試合目、リーガ６節に相当するレバンテとの対戦は、 35.334 人の観客の前で、オランダ人コンビーデパイとルークー及び復帰したアンス・ファティのゴールで、バルサのゴールフェスティバルに終わった。

どうしても勝ち点３を手にしたいこの試合は、前節、レッドカードを受けたフレンキー・デ・ヨングの処分欠場に加え、試合前に胃腸炎により、試合の欠場が決まったセルジ・ロベルトを除く19人の招集メンバーが挑むことになった。この中から、クーマンは、テア・シュテーゲンを始め、デスト、ミンゲサ、ピケ、エリック、セルヒオ、ニコ、ガビ、ルーク・デ・ヨング、コウチーニョ、メンフィスのイレブンをピッチに送って試合を始めた。

オランダラインでスタート

試合は、バルサが望んだ通りに始まった。前半6分、エリア内でポスティゴがメンフィスにファウルを犯した。PK判定となり、それをメンフィスが冷静に突き刺して、先制点が決まった。メンフィスが今年、バルサで決めたリーガでの3得点目となった。続けて、前半14分、右サイドからデストが送ったアシストを受けたルーク・デ・ヨングが左足で決めて追加点をマーク。ルーク・デ・ヨングは、バルサのユニフォームを身につけて初得点をマークし、前半は、オランダ人アタッカーが、バルサの攻撃をリードする形となった。

ハーフタイムを迎える前に、前半35分には、メンフィスが、38分には、ミンゲサのセンタリングを受けたガビがゴールチャンスを手にするなど、バルサの攻撃は止まらなかった。前半43分には、ミンゲサからのセンタリングを受けたメンフィスのヘディングを放つも、アイトールがクリアし、わずかにゴールにならず。バルサは、2-0のスコアのまま、ハーフタイムを迎えることになった。

メンフィスを中心に続いた攻撃

後半も同じ顔ぶれでスタートし、同じ選手―メンフィスが後半３分には、アイトールのゴールを狙い、シュートを打ち、試合は始まった。バルサは、レバンテのゴールマウスから離れることなく、執拗に追加点を狙い続けた。

後半14分、バルサは、この日初めての交代を行い、リキ・プッチがコウチーニョに代わって入った。そのリキ・プッチは、後半23分に、エリア内にボールを運び、チャンスメイクをするも、ゴールにはならなかった。更に後半25分には、左サイドからデストがシュートを放つも、アイトールがセーブ。また、 後半34分には、メンフィスのパスを受けたルークが再び、ゴールチャンスを得るも、ボールがネットに吸い込まれることはなかった。

待ち焦がれた瞬間

そして、後半35分、全員が待ち焦がれた瞬間が訪れた。バルサの新たな10番、アンス・ファティがピッチに立ったのだ。

後半35分、ルーク、ミンゲサ、ガビに変わって、アンス・ファティ、アラウホ、デミールの3人がピッチに入った。それから、アンス・ファティがゴールを決めるまで、必要としたのは、たったの10分間だった。その10分間で、アンス・ファティは、次々とゴールチャンスを生み出し、後半45分には、アイトールのゴールを貫いていた。バルサの新たな10番が生まれた瞬間であり、試合は、3-0で幕を閉じた。