アスレティック・クラブ - バルサ: 誇り高き勝ち点 (1-1)
激しい互角の戦いの末に、勝ち点を分かち合うことになった。サン・マメスで行われたアスレティック・クラブとFCバルセロナの対戦で、勝ち点を奪い取るには、全身全霊を尽くす必要があった。マルセリーノの率いるチームが先制点を決めたが、メンフィスがバルサの選手として公式に初めて決めた見事な初得点が、クーマンの率いるチームに、誇り高き勝ち点1をもたらした。
カテドラルでのアスレティック・クラブを前にした試合に、ロナルド・クーマンは、開幕戦にホームでレアルソシエダを制したのと同じ顔ぶれをイレブンに選んだ。ゴールにネト、デスト、エリック・ガルシア、ピケ、ジョルディ・アルバ、セルヒオ、フレンキー・デ・ヨング、ぺドリ、グリーズマン、メンフィス、ブライスバイテのイレブンで、試合に臨んだ。
📸本日のバルサスタメン💜
— FC バルセロナ (@fcbarcelona_jp) August 21, 2021
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だが、サン・マメスは、籠絡するに難い要塞だった。マルセリーノの率いるチームは、インテンシティの高いプレーで、バルサに攻めさせることをせず、それどころか、前半10分にはアスレティック・クラブが続けて、ネトのゴールを襲った。最初はウイリアムスが放ったシュートをネトがコーナーへと退け、続けて、サンセットのシュートがネトのゴールに入る寸前だったが、ポストに弾けた。それが先制点になっていてもおかしくなかったが、バルサも同様であり、前半6分、メンフィスのプレーから、ブライスバイテが最初のチャンスを手にした。しかし、シュートはポストの上を超えた。
スコアレスドローのまま、非常に高いリズムの試合が続いた。前半31分、ピケがピッチを離脱することを余儀なくされた。変わって、アラウホがピッチに立った。そのアラウホが、前半終了前にオーバーヘッドでゴールを決めたが、その前のブライスバイテのプレーがファウルと判定されたため、ゴールは取り消され、スコアボードは変わることなく、0-0でハーフタイムを迎えることになった。
後半が開始するや否や、再び、アスレティック・クラブがネトのゴールを攻めた。前に出たネトが不在のゴールに向かって、ベレンゲルが放ったシュートを、アラウホが体を張り、チームからの失点を救った。
しかし、後半5分に、コーナーキックに合わせて、イニゴ・マルティネスがヘディングでゴールを押し込み、ネトのゴールネットを揺らし、ホームチームが先制点をマークした。
デミルのデビュー、メンフィスの公式初得点
状況を打開すべく、ロナルド・クーマンは、後半17分、ぺドリとブライスバイテに代えて、セルジ・ロベルトとデミルをピッチに送った。その交代が功を奏した。デミルは、この試合で公式デビューを果たし、攻撃に危険を生み出した。更に大きな貢献を果たしたのはセルジ・ロベルトだった。なぜなら、セルジ・ロベルトのパスがメンフィスに通り、そこから、バスクの要塞を破る見事なゴールが生まれたのだから(後半30分)。
このゴールの後にも、後半40分に、後半、精彩を放っていたフレンキー・デ・ヨングのドリブルから、メンフィスがシュートチャンスを得て、追加点を決められる瞬間があった。しかし、そのシュートは、わずかにゴール枠を捕らえず、追加点にはならなかった。
試合の最後には、エリック・ガルシアがレッドカードを受けて退場するアクシデントがあったものの、勝ち点は、両者で分かち合うことになり、二チームとも今季、無敗でスタジアムを去ることになった。
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