2019/20年の会計収支及び 2020/21年予算、総会により承認

FC バルセロナのソシオ代表者により、カンプノウで初めて、この日曜日に行われた総会を通して、2019/20 年の会計収支が承認された。バルサの決定を下す最高機関は、9700万ユーロの損失となった今季の会計年度の精算を承認し、また、8億2800万ユーロの収益と共に2020/21年の予算にゴーサインを出した。 ジョアン・ラポルタ会長が介入し、「前進する道を継続できるように」し、クラブが麻痺することを避けるため、「存続のための重要なリスク」を認めるために、前向きな票を求め、前取締役会によって作成された会計収支を有効化することが鍵となった。

好意的な票82%で承認

前取締役会の経済副会長、ジョルディ・モイシュが、2019/20年の財務について詳細をソシオ代表に説明する責任を担った。

全取締役会の決算によれば、収益は 8億5500万ユーロ、経費は 9億5500万ユーロ であり、パンデミックの影響による収益の損失の結果として、税引き後の最終結果は9,700万ユーロの損失となった。

会員代表者による介入では、前取締役会への運営への不満が明らかになったが、最終的に会員は、ラポルタ会長の提議を理解する形となった。「我々の責任、そして、クラブのオーナーである、あなた方、みなさんは、前に進むための道を継続するために、これを行なうことが必須なのです」

最終的に昨季の決算は、出席した751人のソシオのうち、 賛成616 票(82%)、反対 67 票 (9%)、 棄権 68 票 (9%)と大多数の賛成により、承認された。. ラポルタ会長の率いる取締役会は、批准が保留されており、投票権を行使できなかった4人のフロント、経済副会長エドゥアルド・ロメウ、財務フェラン・オリベ、スポークスマンのアンジェル・リウダルバスとフアン・ソレルを除き、賛成票を投じた。

2020/21年予算

ジョルディ・モイシュ自身が2020/21年の予算について、8億2800万ユーロの収益を発表した。同様に、予算は、 7億9600万の支出を示し、正の残高は3200万ユーロ、税引き後の利益は百万ユーロとなった。

この点について、ジョアン・ラポルタ会長は、決算の際に提示したのと同じ主張を繰り返し、「組織が麻痺することを避け、真実を知ることができるよう」賛成票を求めた。.

現シーズンの予算は、最終的にやはり、大多数により、承認され、その結果は、賛成票578 (78%)、反対票71 (9%)、棄権94 (13%)だった。

前取締役会の免責なし

ラポルタ会長は、しかしながら、もし、将来、現在の取締役会が「前取締役会による会計の虚偽を示し、20/21年会計上の不一致を反映し、次回の総会で承認を得るように提出」し、あらゆる報告をあげることを非常にはっきりと明言し、その場合は、「責任は厳しく取り締まられ」、前取締役会は、「今日、承認したものについての責任を逃れることはない」と公言した。

クラブが様々な分野で実践しており、デューデリジェンスは、7月中旬に終了する予定であり、クラブ状況の全体像が提供される。「発生したあらゆる逸脱の詳細情報は提示され、その際、この取締役会は、その責任を取り締まるために適切な措置を取ることになる」とラポルタ会長は、ソシオに伝えた。