FCバルセロナ – アトレティコ・デ・マドリード: 失われた機会 (0-0)
ホームでの機会は、失われた。今日、この試合で勝ち点3を手にすれば、FCバルセロナは、今晩、今季初めて首位の座を手にして、明日を迎えることができたはずだった。だが、夢見ていた現実は訪れなかった。両者互角の両者がぶつかったカンプノウで行われたアトレティコ・デ・マドリードを前にしたリーガ35節は、スコアレスドロー(0-0)に終わり、バルサは、アトレティコと勝ち点を分かち合うことになった。
リーガのかかった決戦、ホームでのアトレティコ・デ・マドリードとの試合に、ロナルド・クーマンは、テア・シュテーゲンをゴールに、デスト、ミンゲサ、ピケ、ラングレ、ジョルディ・アルバ、セルヒオ、フレンキー・デ・ヨング、ぺドリ、グリーズマン、メッシのイレブンをスタメンに起用した。
この日、カタルーニャ州旗とバルサカラーを組み合わせたスペシャルユニフォームを身につけて試合に臨んだバルサだが、首位争いにふさわしい互角のゲームが続き、両者ともゴールネットを揺らせないまま、前半の時間が経過した。前半27分に、セルヒオがサビッチとぶつかり、ピッチに倒れた後、一度は、グラウンドに戻ろうとしたが、クーマンは、最初の交代枠を使うことを決め、前半31分にセルヒオに変えて、イライシ・モリバをピッチに送った。
救世主テア・シュテーゲン
その激しいゲームの中、前半35分、37分には、ルイス・スアレス、カラスコなどが、次々とバルサのゴールを狙うシーンがあったが、テア・シュテーゲンがホームチームへの失点を防いだ。その後、前半41分には、メッシが個人プレーから、ディフェンダーを抜き去り、シュートする絶好のチャンスを点したが、オブラックがクリアし、両者ともスコアレスドローのまま、前半を終えることになった。テア・シュテーゲンは、合計3回ものチャンスを守り切り、また、オブラックも同様だった。
チャンスメイクも無得点
後半開始と同時に、クーマン監督は、ミンゲサに変えて、ロナルド・アラウホを投入した。後半17分にイライシ・モリバがジョルディ・アルバのセンタリングを受け、先制点のチャンスも、ゴールを揺らせず、続けて後半22分、メッシがフリーキックから放ったシュートがゴールを捉えるも、再び、オブラックがクリアし、コーナーに送った。
後半25分には、アラウホが、シュートをネットに突き刺したものの、そのゴールは、オフサイドにより、取り消された。後半39分には、デンベレのヘディングシュートが炸裂したものの、わずかにゴールを捕らえなかった。後半42分には、メッシが前線までボールを持っていき、右のデンベレに振るも、デンベレのセンタリングに、グリーズマンはわずかに届かなかった。バルサは最後まで攻め続けた。後半44分には、エリア外からメッシがフリーキックを放つも、わずかにゴールを外れた。
試合はスコアレスドローで終了した。両者とも勝ち点を分け合い、バルサは勝ち点75点、アトレティコ・デ・マドリードは、勝ち点2点差で首位のまま、明日、セビージャと戦う勝ち点74のレアル・マドリードが暫定的に3位という状況で、試合は終わった。
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