FC バルセロナのスーパーリーグに関する公式声明
1.- FC バルセロナ は、欧州の主要クラブが行なった見解を共有しています。現在の社会経済的状況においては、財政的持続可能性、及び、世界中のファンに提供するプロダクトの改善により、このスポーツを維持するための基幹かつ最大の力であるファンの増加による実現可能性を保証する構造改革に着手する必要があります。
これに関連して、FCバルセロナの取締役会は、緊急案件として、サッカーファンに提供されるショーの魅力とクオリティの向上を前提とし、同時にFCバルセロナにとって、不可侵であるサッカー界の全ファミリーとの連帯の新たな公約を模索する大会、 スーパーリーグの創設クラブとして大会の一部を形成することを受け入れました。
この決定は、クラブとしてこのイニシアチブの一部でなることを放棄することは、歴史的な誤りとなるとの確信を持ってなされました。世界の指針となるスポーツクラブとして、私たちの意図は、常に最前線に立つことにあります。これは、クラブのアイデンティティ及びスポーツ、社会面、制度において不可欠なものです。
いずれにせよ、 FCバルセロナは、 全員の、各ソシオ(会員)の財産であり、財産であり続けますし、提案の絶対的に必要かつ慎重な検討に従い、このような重要な決定を管轄の社会団体の最終承認を提出する権利を明示的に留保します。
2.- さまざまな分野から、前述のイニシアチブが引き起こした社会的なリアクションを検証した結果、FCバルセロナは、このリアクションが生きた理由についてより、深く分析を行ない、常にサッカー界における一般的な関心事である利益を追求し、そういった全ての問題に取り組み、解決するために提案された当初のアプローチを、必要とあれば、再考の必要があると理解していることは、否定しません。こういった深い分析を行うためには、早急な行動を起こさず、十分に時間をかけた検証が必要とされます。
私どもは、同様に、スーパーリーグプロジェクトの創設クラブ側のイニシアチブの権利の現れを確認する、法廷が既に要求された通りの保護措置を与えたという客観的な事実を強調することも大事だと考えます。この点で、FCバルセロナは、不当な圧力と脅迫の基準の下での反省と討論の必要なプロセスを確立することは不適切であると考えています。
この問題が提起する関心と重要性、常に最大限の透明性を持って行動する必要性を完璧に認識していますが、FCバルセロナは、常に十分な慎重さを持って行動しますし、最大限のご理解と敬意及びFCバルセロナの社会的大衆及び全ての世論に対し、忍耐をも、持って頂けるようにお願い致します。