レアル・マドリード - FCバルセロナ: クラシコは持ち帰れず (2-1)
アルフレド・ディ・ステファノで行われたリーガ30節は、バルサの黒星(2-1)に終わった。ハーフタイム前にベンゼマとクローズが決めた得点が、激しい豪風雨に見舞われた後半を終えた後の最終スコアに繋がった。その厳しい天候条件の中、ミンゲサが後半、得点し、点差を縮め、バルサは最後までゴールを狙い続けたが、最終的にこのクラシコは、バルデベバスの掌中に渡った。
レアル・マドリードの効率性
ロナルド・クーマンは、敵地で行われた今季2度目のエル・クラシコに、テア・シュテーゲン、デスト、ミンゲサ、アラウホ、ラングレ、ジョルディ・アルバ、セルヒオ、フレンキー・デ・ヨング、ぺドリ、デンベレ、メッシのイレブンを選んだ。そのチームは、早々と攻撃し、前半10分には、ジョルディ・アルバのセンタリングから、最初のチャンスを手にしたが、デンベレは、わずかに追いつけなかった。その一方で、ホームチームの攻撃の効率性は、高かった。
先制点は、前半14分、ホームチームに訪れた。ルカス・バスケスのセンタリングを受けたベンゼマがテア・シュテーゲンのゴールを破った。バルサは、反撃に出て、様々な形でクルトワのゴールを攻めたが、ジダンの戦略がうまく運んだ。同点弾が訪れる前に、前半28分、フリーキックチャンスを生かしたクロースの追加点が決まった。前半30分の時点で、2点リードを許すバルサにとっては、苦しい展開となった。
後半を迎える前に、テア・シュテーゲンは、ルカス・バスケスからのシュートを防がなければならなかった。前半45分には、メッシが放ったCKからのボールがポストを叩き、48分には、再び、メッシがシュートを放つも、クルトワのセーブにあい、2-0でハーフタイムを迎えることになった。
ミンゲサが得点も、結果は変わらず
前半から降っていた雨が強まる中始まった後半から、クーマンは、セルジーニョ・デストに変えて、アントワーヌ・グリーズマンを投入した。そのグリーズマンは、後半10分に、フレンキー・デ・ヨングからのパスを受けて絶好のシュートチャンスを得るも、ゴールを決める以前にオフサイド判定となった。豪風雨は、ひどくなる一方だったが、バルサ待望のゴールは、予期しない形で訪れた。後半15分、クラシコ初出場のミンゲサが、クルトワのゴールを破った。ジョルディ・アルバからのクロスを受けて、右足で放ったシュートを突き刺し、1点を返し、勢いづいたバルサには、まだ30分間が残されていた。
後半20分、セルヒオに変わって、セルジ・ロベルトが、26分にはアラウホに変わって、イライシ・モリバがピッチに立ったが、追加点は訪れないまま、試合は後、10分を残す状態となった。時間が経つにつれて、攻撃は厳しくなった。後半35分、ぺドリとデンベレに代わり、トリンコン、ブライスバイテが、バルデベバスの芝になった。メッシが、びしょ濡れになったユニフォームの着替えを申請したほどの豪雨の中、試合は続いた。バルサは、あらゆる手段を尽くして、クルトワのゴールを割ろうとし、アディショナルタイムにイライシ・モリバが放ったシュートは、バーを叩いたが、この日のバルサは、ゴールに嫌われたようで、スコアは最後まで変わることはなく、クラシコはバルデベバスに残ることになった。
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