クラシコ前に知っておきたい10のこと
レアル・マドリード - FC バルセロナ戦は目前だ。 この土曜日、4月10日現地時間21時から、両者は、アルフレド・ディ・ステファノスタジアムでリーガ30節を行なう。この対戦前に、知っておくべきデータを確認しておこう。
0: アルフレド・ディ・ステファノでのクラシコ
レアル・マドリードとFCバルセロナは、異なるスタジアムで対戦してきたが、 2020/21 年のクラシコは、過去に経験のないアルフレド・ディ・ステファノでの対戦となる。バルデベバスにあるマドリードの練習場だ。
サンティアゴ・ベルナベウでバルサは73回、リーガのクラシコを戦っている他、マドリードの以前のスタジアム、チャマルティンでも、バルサはプレーしている。
4: 最近20年での僅差クラシコ
2年連続して、クラシコは、互角な形で訪れている。とはいえ、これはよくあることではない。
昨年、バルサは、ジダンのクラブチームより、勝ち点2点差をつけて、今年同様に試合を迎えた。最近、20年で両者がこんなに勝ち点差が近い状態で戦うのは、4回目だ。 2015 年と2010年も両者の順位表は、僅差の状態でクラシコを迎えた。
両者がほぼ互角だった時期は、2000年、 21年前まで遡る必要がある。その際は、バルサは、勝ち点1点差をつけて臨んだが、幸運の女神は微笑むことなく、 レアル・マドリードが 3-0で勝利を収めたのだった。
26: メッシのクラシコゴール数
バルサの10 番は、クラシコ史上における最多得点王であり、26ゴールをレアル・マドリードに決めている。メッシの次点は、アルフレド・ディ・ステファノとクリスチャン・ロナウドの18得点だ。
7: メッシが無得点だったクラシコ
2018年5月6日を最後に、メッシがこの対戦の最多得点王がゴールを決めていないのは、奇妙だ。バルサのキャプテンは、13年連続で全大会で30ゴールを決める記録に迫っており、クルトワの守るゴールでの記録達成を目指すことだろう。クルトワは、メッシの最速ゴールを決められている。
96: バルサのクラシコ勝利数
リーガでのこの新たな試合前に、バルサはマドリードを前に 96の勝利をあげている。クラシコの全体のバランスは、今季の前期に勝利をあげたレアル・マドリードに軍配が上がる。よって、現在は、レアル・マドリード97勝、バルサ96勝だ。
400: バルサのクラシコ得点数
FC バルセロナ 1 - レアル・マドリード 3 の前期の試合では、アンス・ファティがレアル・マドリードへの400ゴール目を決めた選手となった。セサル・ロドリゲス、ベルナン・シュスター、ルイス・エンリケがそれぞれ、100、200、300ゴール目を決めている。果たして401ゴール目を決めるのは・・・
14: 選手としてのクーマン、クラシコ参戦数
1989年10月7日、オランダ人ディフェンダーは、最初のバルサーマドリード戦を行ない、電撃的なクラシコデビューを飾った。クーマンは、この日、二つのPKを完璧に決めてみせたのだ。このダブルゴールから始まり、クーマンはその後14回、クラシコに参戦し、5得点を決めた。
クーマンのクラシコでの内訳は、6勝3分5負だが、中でも 1990年の国王杯の決勝、では、1993/94 年のカンプノウでの5-0 は特筆すべき勝利だ。
45: クラシコ最多出場数
セルヒオ・ラモスとレオ・メッシ、両チームの現キャプテンが、史上最多回数をクラシコでプレーしている。マドリードの選手は、既に45回を数え、メッシは44回だ。メッシにつぐのは、シャビ・エルナンデス、サンチス、ヘントの42回、そしてセルヒオ・ブスケッツの39回となる。
119: クラシコの歴史
全ては 1902年5月13日に始まった。この試合で、バルサは、コパ・コロナシオンの決勝を目指しており、クラシコの初ゴールを決めたウド・ステインバーグがダブルゴールをマークし、ジョアン・ガンペルも得点し、試合 (3-1)を制して、決勝を手にしたのだった。
14: ラポルタ会長としてのクラシコ数
リーガ30節に行われる マドリード-バルサ戦は、ちょうど、ラポルタが最後に会長としてクラシコを見た2010年4月10日から11年後になる。その際はバルサがベルナベウでレアル・マドリードを 0-2で破り、ペドロとメッシがゴールを決めたのだった。
これらの 10 の数字が彩るマドリードーバルサ戦が行われるのは、4月10日。新たにどんな数字がこの歴史に刻まれるのか、その瞬間が迫っている。
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