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レアル・ソシエダーFCバルセロナ:ゴールフェスティバル

バルサは敵地でのレアルソシエダとの対戦をグリーズマン、メッシ(2)、デスト(2)、デンベレのゴールフェスティバルで制した。

リーガ28節、レアレ・アレナで行われたレアル・ソシエダ対FCバルセロナの試合は、グリーズマン、メッシ(2)、デスト(2)、デンベレのゴールフェスティバルで、堂々と勝ち点3を手にすることになった。バルサは、圧倒的な強さで、最初からゲームのコントロールを握り、攻撃的な姿勢を最後まで崩さずに、内容で魅せながら試合を制して、代表週を迎えることになった。

メッシ、768試合

レアレ・アレナは、FCバルセロナのクラブ史に残る舞台となった。2021年3月21日、リーガ28節でスタメン出場を果たしたレオ・メッシは、バルサのクラブ史上最多出場記録を分け合っていたシャビ・エルナンデスとの記録を越えて、クラブ史上、最多出場選手として768試合目となるピッチに立ったのだ。このメッシ及びクラブにとっても、伝説となる試合で、ロナルド・クーマンは、キャプテンのメッシ他、テア・シュテーゲン、デスト、ミンゲサ、ラングレ、ジョルディ・アルバ、セルヒオ、フレンキー・デ・ヨング、ぺドリ、グリーズマン、デンベレのイレブンで、試合に臨んだ。

グリーズマンの先制、デストのデビュー

前半10分、メッシがレミロの守るゴールにシュートを放ち、最初の警告を発した。バルサは、試合のコントロールを握る展開でゲームはスタートしたが、レアルソシエダの堅守の前に、ゴールネットを揺らせないまま、23分には、イサクがレアルソシエダに先制点を決めるチャンスを手にしたが、テア・シュテーゲンが冴えたセーブをみせた。バルサは、70%以上のポゼッションを手に、攻め続けたが、レアルソシエダの堅守の前にゴールネットを揺らすことができない時間が続いたが、前半36分、待望の先制点が訪れた。この日、30歳の誕生日を迎えたグリーズマンが、古巣のレアルソシエダを前に、左足を振り抜き、レミロのゴールに突き刺した。

その2分後、再び、メリノのアシストを受けたイサクが再び、テア・シュテーゲンのゴールに挑むも、バルサの守護神は再び、ナイスセーブをみせ、チームに失点を許さなかった。

前半を折り返す前に、メッシの放ったアシストから、セルジーニョ・デストが追加点をマーク。デストは、今季、バルサで得点した18人目の選手となり、バルサは0-2でハーフタイムを迎えた。

後半のゴールフェスティバル

この日、ゴールデビューを果たしたセルジーニョ・デストは、1得点ではすまなかった。後半8分、ジョルディ・アルバのプレーを受けて、デストがこの日、2点目をマーク。さらに後半12分、この日、バルサでの768試合目を迎え、シャビ・エルナンデスの記録を越えたバルサの10番、レオ・メッシが追加点をマーク。スコアを0-4に伸ばした。

後半21分、クーマンは、この日、最初の交代を行ない、セルヒオとぺドリに変えて、アラウホとイライシ・モリバをピッチへ送った。その5分後、後半26分に、その数分前にVARにゴールを取り消されていたデンベレが、今回は、スコアとなる5点目を決めた。バレネチェアが、後半31分にゴールを決めて、レアルソシエダに1点を返したが、試合はバルサの掌中にあった。後半34分、デンベレに代わり、ブライスバイテが、後半39分には、グリーズマンとセルジーニョ・デストに変えて、リキ・プッチとトリンコンがピッチに入ったが、この日、最後のゴールが、まだ、控えていた。

メッシの700ゴール目

後半44分、バルサのキャプテンが、再び、ゴールネットを揺らした。メッシのリーガでの得点は、23得点目を数え、最多得点王の座をさらに固めることになった。それだけでなく、メッシが決めたダブルゴールは、メッシがバルサで決めた700ゴール目になった。公式戦でのゴール  (663) と親善試合でのゴール  (37)を足した数だ。

試合スコアは、最終的に1-6で終わり、バルサは、代表週を前に課題をこなして、バルセロナに戻ることになる。つまり、再び、多くの記録を生み出しながら、バルサにとっては、サン・セバスティアンは、良い夜となった。

 

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