セビージャ– バルサ: サンチェス・ピチュアンでの価値ある一勝 (0-2)
バルサは、セビージャを前に、サンチェス・ピチュアンでの貴重な勝利(0-2)をあげた。前半、レオ・メッシの見事なアシストを生かして、デンベレが先制点を決め、後半、そのメッシが勝ち点3を確定する追加点をマークした。
この試合に向けて、ロナルド・クーマンは、テア・シュテーゲン、デスト、ミンゲサ、ラングレ、ピケ、ジョルディ・アルバ、セルヒオ、フレンキー・デ・ヨング、ぺドリ、デンベレ、メッシのスタメンをピッチに送り込んだ。センターバック3人に、デスト、アルバの両サイドバックをあげたこのシステムが功を奏し、クーマンの率いるチームは、前半を支配しながらも、得点できずにいたが、前半27分、ようやく、均衡が崩れた。
デンベレの先制点
前半27分、セルヒオが取り返したボールを受けたメッシが、それを生かして送ったアシストを受けたデンベレが、ボノのゴールマウスにボールを突き刺し、敵地での先制点をもたらした。また、このゴールで、デンベレは、FCバルセロナのフランス人選手として26ゴール目をマークし、ルドヴィック・ジュリと並び、ゴールランキング3位に躍り出た。
🇫🇷 @Dembouz は、バルサのフランス人ゴールランキングで、このゴールで @Ludovic_Giuly と並び、3位に👏
— FC バルセロナ (@fcbarcelona_jp) February 27, 2021
4️⃣9️⃣ @ThierryHenry
2️⃣7️⃣ @AntoGriezmann
2️⃣6️⃣ @Dembouz
2️⃣6️⃣ @Ludovic_Giuly pic.twitter.com/1JQ1wtMFCt
後半も、勢いに乗ったバルサは、攻撃の手を緩めなかった。後半5分には、ジョルディ・アルバがゴールチャンスもネットを揺らすことができず、後半14分には、そのアルバのアシストを受けたデンベレがシュート、続けて、デストのシュートがポストに弾け、その3分後にはデンベレのセンタリングパスをメッシがシュートも、ゴール枠を捕らえず、数々のチャンスを手にしながら、追加点を決められない状況が続いた。
後半22分に、クーマンは最初の交代を行い、ピケに変えてアラウホをピッチに送った。その直後にメッシがゴールを決めるも、オフサイドで、僅差スコアのまま、試合は続いた。後半25分、ぺドリは続けられず、代わりにイライシ・モリバがピッチに立った。後半33分、バルサは、ダブルチェンジを行ない、負傷から復帰したばかりのアラウホとこの日、先制点を決めたデンベレに変えて、ユムティティとマルティン・ブライスバイテが入った。
そして、試合終了まで後、5分という時間に、待望の追加点が生まれた。バルサのキャプテンがボノと1対1になり、シュートもクリアされたが、そのクリアボールをコントロールし、セビージャのゴールマウスに押し込んだ。メッシは、このゴールで、セビージャへのリーガでの得点数を30に伸ばした。
敵地で2得点を決めた今、次の目標は、ホームで2得点以上を決めることにある。舞台を国王杯準決勝に変えて、クーマンの率いるチームは、再び、セビージャと戦いを挑む。
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