プレビュー | FC バルセロナ - アスレティック:カンプノウ復帰、伝統の一戦
国王杯の後は、リーガだ。クーマンの率いるチームは、ラヨ・バジェカーノを国王杯16強で破り、ベスト8の進出を果たし、今回、2021年に入って初めてのカンプノウでの試合を行なう。
スタジアムで最後の試合(バルサ 1 - エイバル 1)を行なってから、32 日を過ぎて、 バルサは、再び、アスレティック・クラブを前にホームで戦う。今回、この1ヶ月、正確には25日間で三度目の対戦になる。伝統の一戦だ。
対戦相手
監督: マルセリノ・ガルシア・トラル 監督としてバルサと23 回、対戦している。その勝利は低い (9%)が、バルサを二度、倒しており、その中の一回が、最後に戦った時、スペインスーパー杯だった。
得点選手: ムニアインとウイリアムスが4得点でリーガのクラブ内最多得点選手だ。全大会では、今季、6得点を決めているラウル・ガルシアが最多だ。
リーガ順位表: 9位で、内訳は、7勝3分9負で、リーガでの勝ち点は 24
近況: 4試合連続無連敗だ。スーパー杯で2勝、マドリード (1-2) とバルサ (2-3)を制し、国王杯でイビサ (1-2)、リーガでヘタフェ戦 (5 -1)で勝利をあげている。最後に負けたのは、1月6日に行われたリーガで、まさにバルサとの試合 (2-3)だ。
再び、勝利を目指して
アスレティック・クラブとFCバルセロナの対戦は、 1928/29年にリーガが創設されてから、途切れることなく対戦を続けている伝統の一戦だ。
- リーグ戦では、 アスレティックは、カンプノウで2001 年から勝っていない(1-2)。 その時以来の統計は、3分バルサの15勝。
- 25日間で、両者三度目の対戦となる。1月6日に行われた初戦は、バルサが 2-3 でサン・マメスにて勝利をあげ、ビルバオのチームが、17日のスーパー杯決勝では、勝利している。
年間8試合目にしての初ホーム
2020年12月29日以来、バルサはホームゲームを行なうことになる。ここまで、ウエスカ (0-1)、 アスレティック・クラブ (2-3)、 グラナダ (0-4)、 レアル・ソシエダ (1-1)、 アスレティック・クラブ (2-3)、 コルネジャ (0-2)、 エルチェ (0-2) 、 ラヨ・バジェカーノ (1-2) 戦とアウェーでの8試合を制し、FCバルセロナは、新たな記録を制覇しつつある。また、バルサのトップチームが、こんなに長い間、ホームから離れていたことはかつてない。
カンプノウから離れて試合が続いていたにもかかわらず、バルサは、勝利の波に乗っており、その主役の一人に得点力をみせているフレンキー・デ・ヨングがいる。国内リーグでは、バルサは、5連勝中で、最後のホームでの試合は、エルチェとの対戦(0-2)、国王杯では、コルネジャとラヨ・バジェカーノを制している。
招集リスト
トップチームの監督は、この試合に向けて、22人を招集。朗報は、セルジ・ロベルトの復帰だ。よって、招集リストのメンバーは、下記の通り:テア・シュテーゲン、アラウホ、グリーズマン、ピャニッチ、ブライスバイテ、メッシ、デンベレ、リキ・プッチ、ネト、ラングレ、ぺドリ、トリンコン、ジョルディ・アルバ、マテウス、セルジ・ロベルト、フレンキー・デ・ヨング、ユムティティ、ジュニオル、イライシ、ミンゲサ、コンラッド、アルナウ 。負傷欠場は、デスト、ピケ、コウチーニョ、アンス・ファティ。
「私たちは、アスレティック・クラブの空中戦から、うまく守らなければならない」と前日記者会見で、ロナルド・クーマンは話している。2021年ホームでの初戦で勝利をあげるために、攻守ともにチームは集中する必要がある。
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