ラヨ・バジェカーノ - バルサ: 逆転からベスト8進出へ (1-2)
FC バルセロナは、バジェカススタジアムで、ラヨ・バジェカーノを破り、国王杯ベスト8進出を決めた(1-2)。クーマンの率いるチームは、試合の大半を支配したものの、フラン・ガルシアがラヨに先制点をマークし、バルサは逆転を余儀なくされたが、レオ・メッシとフレンキー・デ・ヨングのゴールにより、最終的にバルサは、次のラウンドへの進出を果たした。
メッシ、国王杯最多出場記録
ラヨ・バジェカーノとの対戦に、ロナルド・クーマンは、ネトをゴールマウスに置いて、ミンゲサ、アラウホ、ラングレ、ジュニオル、セルヒオ、フレンキー・デ・ヨング、リキ・プッチ、グリーズマン、トリンコン、そして、出場停止処分を終えたキャプテンのレオ・メッシをイレブンに選んだ。メッシは、この試合で、国王杯の出場回数76試合目を迎え、ジョセップ・サミティエルの記録を1世紀ぶりに抜いて、バルサ史上、国王杯出場最多出場選手の記録を達成することになった。
支配も、効率性の欠如
バルサは、前半、明確にゲームを支配し、先制点を決めるチャンスも手にしていたが、ゴールネットを揺らすことができなかった。前半19分にデ・ヨングが、36分には、リキ・プッチが放ったシュートがポストに当たった他、メッシのフリーキックやグリーズマンのシュートなど、好機を手にするも、ディミトリエフスキーのゴールを破ることはできなかった。
ラヨの先制
しかし、バルサの攻撃に耐えたラヨが、最初にゴールネットを揺らすことになった。後半17分、フラン・ガルシアがラヨ・バジェカーノに先制点をもたらした。その2分後に、フレンキー・デ・ヨングが同点弾をマークするも、オフサイドでスコアにならず。この局面を打開すべく、後半23分にロナルド・クーマンは、トリプルチェンジを行ない、リキ・プッチ、ジュニオル、トリンコンに変えて、ジョルディ・アルバ、デンベレ、ぺドリの3人をピッチへ送った。
逆転、そして進出へ
同点弾は、交代の直後にやってきた。フレンキー・デ・ヨングから、ボールを受けたグリーズマンが左サイドからセンタリング送り、それを受けたメッシが、ディミトリエフスキーのゴールにシュートを突き刺して、同点弾を決めた。
そして、今季、ゴール嗅覚に冴えているフレンキー・デ・ヨングが、再び、ゴールを決めた。メッシがジョルディ・アルバへ放ったパスが、追加点を生み出した。アルバのセンタリングを受けたフレンキー・デ・ヨングが、ゴール前で落ち着いてボールを沈めて今季、追加点をマークし、スコアをひっくり返し、僅差リードを手にした。フレンキー・デ・ヨングは、このゴールで今季、5得点目をマークした。
後半39分に、クーマンは最後の交代を行い、グリーズマンに変えて、ブライスバイテが入ったが、スコアは変わることなく、バルサは、次のラウンドへと駒を進めることになった。金曜日に行われる抽選に再び、バルサの名前が響き、国王杯ベスト8の対戦相手が決まることになる。
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