‘エル・クラシコ’ スペシャルエディション
FCバルセロナは、'Una samarreta ens agermana'(「私たちを繋ぐ一枚のユニフォーム」)のスローガンのもと、マドリードのクラブの施設で4月11日に行われる予定の次回のクラシコ、レアル・マドリードとの対戦で、トップチームの選手が身につけることになる新ユニフォームを発売する。この1試合のためのスペシャルエディションであり、ブラウグラナ(青とえんじ)カラーに加え、セニェラ(カタルーニャ州旗)のグラナ(えんじ)と黄色の4本のストライプを初めて組み合わせたものだ。バルサ(Culer)的な特徴、バルサであることの誇りと共に、クラブのルーツとそのアイデンティティにつながるカタルーニャを強調することを求めた革新的なデザインだ。
新ユニフォーム ‘ 2020/21年クラシコスペシャルエディション’は、1月26日、火曜日から販売となり、2月1日までは、パセオ・デ・グラシアのバルサストアおよびクラブの e-Commerceでの限定販売となる。その後は、通常の販売ルートでも、入手できる。
この機会に、ユニフォームは、伝統的な縦ストライプをキープするが、そこには、セニェラ(カタルーニャ州旗)が組み込まれ、正面には、4本のグラナ(えんじ)カラーが下から胸にかけて走り、徐々にフェイドアウトしていく。同様に、セニェラのシルエットとして、中央に入る青のラインは、異なったトーンのブラウ(青)が使われており、ネックまで届き、その首周りの境界は、イエローで振り取られている。バルサのエスクードは、通常通り、胸に位置し、一方、ナイキ、Rakutenのロゴは正面に、Bekoのロゴは袖に、ユニセフのロゴは背番号に、それぞれ、首元と同じイエローで組み込まれている。
キットを完成させるためのサッカーパンツは、ユニフォームに用いられているのと同じトーンの青で合わせられ、ソックスも青く、その上部には、セニェラが組み込まれている。
私たちを繋ぐ価値観
カルラス・プジョルが、この新ユニフォームにおけるスターだ。 ビデオの主役となった永遠のキャプテンークラブの価値観、謙虚さ、努力、野心、経緯、チームワークの価値観をキャリアを通して体現したシンボルーは、オーディオビジュアルのパーツを通して、クラシコという伝統的な一戦を前に、そして、我々の習慣を大きく変えることを余儀なくしたパンデミックにより、グローバルレベルで困難な時期に、サポーターへの励ましを届ける役割を担う。
「こういった辛い時に全力を尽くすための理由を必要としているなら、自分の外に求めないでいい。その理由は、僕ら各自の中にある」。今回の機会に、一致団結が逆境を超えることを可能にするシンボルと化すキットの紹介に伴い、プジョルは、このような表明からスタートする。
バルサのクラブレジェンドは、非順応主義そして、日々、向上を目指す絶え間ない探究を行なうよう、世界中のバルサファンを定義するその資質に訴える。プジョルは、バルサの価値観は、カタルーニャのルーツを失うことなく、同時に世界に開かれているものであり、だからこそ、クラブは、様々な異なる人々、文化、国々の出会いの場となることができたのである。
持続可能性への賭け
最近、バルサが発表したユニフォーム同様に、ユニフォームとサッカーパンツの製作に、100%リサイクルの極細の糸を得るために溶かされたリサイクルのプラスチックボトルから得た 100% リサイクルのポリエステルが使用されている。よって、スポーツの実践において、ベストパフォーマンスを可能にする布地が得られるだけでなく、地球への影響の減少を可能にしている。
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