コルネジャ - FC バルセロナ: 16強進出へ! (0-2)
コルネジャで苦しんだ末の勝利となった。延長戦が始まってすぐにデンベレが決めたゴールが、16強進出への扉を開き、終了寸前にブライスバイテが得点し、0-2で勝利を収めたバルサだが、対戦相手のGKラモン・フアンが二度に渡り、PKを止めるなど、苦戦を強いられた末の進出となった。
スコアレスドローから動かず
コルネジャのホームスタジアムで行われた国王杯3回戦に向けて、ロナルド・クーマンは、前日記者会見で、スタメンを変えると公約したように、顔ぶれを変え、ネト、ミンゲサ、アラウホ、ラングレ、ジュニオル、ピャニッチ、リキ・プッチ、イライシ・モリバ、トリンコン、グリーズマン、ブライスバイテのイレブンをピッチに送った。イライシ・モリバにとっては、トップチームの公式デビュー戦となった。
バルサは、ボールポゼッションを握るも、アトレティコ・デ・マドリードを破って進出を決めたコルネジャの堅守にスコアレスドローの状況が続いた。前半32分には、ピャニッチのセンタリングから、トリンコンが放ったシュートが枠を捉えるも、GKがクリア。前半39分には、エリア内にいたアラウホへのファウルから、バルサはPKチャンスを得て、ピャニッチがキッカーとなり、先制点を狙ったが、GKラモン・フアンを出し抜くことはできず、前半は両者ともに無得点のまま、ハーフタイムを迎えることになった。
後半は、リキ・プッチに変えて、デンベレを投入し、スタートした。後半2分にブライスバイテがシュートチャンスも、再び、GKに止められ、ゴールとならず。後半10分には、ピャニッチのパスを受けたグリーズマンのシュートが、わずかにゴールマウスを超えて、先制点にならず。依然として両者ともゴールが入らない展開が続いた。
後半27分、クーマンは、再び、手持ちの駒を動かし、イライシとトリンコンに変えて、ぺドリとセルヒオをピッチに送った。
後半のPKチャンス
後半35分、再び、バルサは、PKチャンスを手にし、今回は、デンベレがキッカーを担うも、この日、冴えていたGKラモンが再び、セーブ。後半44分、ピャニッチ、アラウホがシュートを放つも、幸運の女神は微笑まず、バルサは、スーパー杯に続き、延長戦を戦うことを余儀なくされた。
延長戦を制して勝利
90分間、0-0 のまま、試合は再び、延長戦となったが、過去に2試合連続で延長戦を戦ったのは、今から93年も前のことであり、3試合連続で戦うのは、クラブ史上初のことだった。延長戦に入り、ようやく、バルサに待望の先制点が訪れた。PKを決めることができなかったデンベレが、力強いシュートを突き刺し、スコアを0-1にした。
101分、グリーズマンに入り、コンラッドが入った。ぺドリやコンラッドが新風を吹き込み、クーマンの率いるチームは、試合を最後まで試合することになった。延長戦の終了寸前に、バルサの16番の素晴らしいプレーを受けて、ブライスバイテが追加点をマークし、バルサの国王杯16強進出が確定した。次のバルサの対戦相手は、1月22日に行われる抽選で決まることになる。
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