偉大なるテア・シュテーゲン

限界はない。マルク・テア・シュテーゲンは、レアルソシエダを前にしたスペインスーパー杯準決勝で、鍵となる素晴らしい試合（1-1、 2-3）を行なった。この試合で、テア・シュテーゲンは、実に6回ものセービングを行ない、チャンピオンズリーグのディナモ・キエフ戦での自己ベスト記録に並んだ。

「僕は試合にとても満足している。僕らは多大な努力をした。常に100%でいられるよう、自分に求めているし、僕らはこういった試合にはいつも、勝たなければならない」と試合後、テア・シュテーゲンは、コメントをした。

23年ぶりのPK戦で2回のセービング

テア・シュテーゲンの活躍がバルサをこの大会で生き残り、決勝進出を導くことになった。そのセービングは、世界レベルのGKレベルを改めて見せつけるものだった。それも、試合の90分間だけでなく、延長戦、そして、とりわけ、PK戦でその力は光った。テア・シュテーゲンは、PK戦で、2回のゴールを止める素晴らしいプレーをみせたのだ。

歴史的なPK戦となった。バルサは、1998年の国王杯の決勝以来、PK戦を行なっていなかったのだ。具体的には、1998年4月29日、レアル・マジョルカとの対戦だった。今週の水曜日、バルサは再び、PK戦に臨むことになったが、5人の選手、アラウホ、ミンゲサ、ぺドリ、トリンコン、リキ・プッチは、バルサが1998年にその試合を行なった時は、まだ、生まれていなかったのだ。