バルサ - ユベントス: 首位通過ならず (0-3)
叶わなかった。FCバルセロナは、14シーズン連続で、グループ首位で16強進出を決めることが叶わなかった。クーマンの率いるチームは、カンプノウで、ユベントスを前に0-3で負けた後、グループ内2位で進出することになる。イタリアのクラブは、クリスチャン・ロナルドがPKで決めた2得点及びマッケニーのゴールにより、首位通過を手にすることになった。
早い時間の失点
クーマンは、この試合に、テア・シュテーゲン、デスト、この日、バルサで100試合目を迎えたラングレ、ミンゲサ、ジョルディ・アルバ、フレンキー・デ・ヨング、古巣と対決するピャニッチ、ペドリ、グリーズマン、トリンコン、メッシのイレブンで臨んだ。
ホームゲームは、予想外のスタートを切った。前半13分、アラウホの接触プレーに対し、バルサの選手が激しく異議を唱えた非常に厳しいPK判定が下された。クリスチャン・ロナルドがそれを沈めて、先制点をマーク。バルサは、ホームでいきなり、対戦相手を追う形になった。前半20分には、クアドラドのセンタリングを受けたマッケニーがハーフボレーのシュートをテア・シュテーゲンのゴールマウスに突き刺し、追加点をマーク。ホームチームは、前半20分間で2失点のリードをとられた。
前半35分には、ジョルディ・アルバのパスを受けたメッシがシュートを放つも、ブッフォンがセーブ。前半45分には、再び、メッシがアルバのセンタリングから、ブッフォンのゴールを攻めるも、ゴールネットが揺れることはないまま、バルサは、0-2でハーフタイムを迎えた。
形にならなかった攻撃
後半から、クーマンは、トリンコンに変えて、ブライスバイテをピッチに送った。後半開始直後に、メッシが再び、ゴールを攻めるも、ブフォンがセーブ。後半4分に、マケジーがシュートもテア・シュテーゲンがクリア。しかし、その前のラングレのプレーにハンドがあったとVAR判定があり、後半6分に再び、PKのホイッスルが吹かれた。クリスチャン・ロナルドが、再び、PKを突き刺し、ユベントスに3点目をもたらした。
後半10分、クーマンは、ラングレに変えて、ユムティティ、ジョルディ・アルバに変えてジュニオルを投入。ユムティティは、6月27日にセルタ戦で負傷してから、実に164日ぶりにピッチに立つことになった。後半13分、メッシのセンタリングを受けて、グリーズマンが放ったシュートがポストに弾けた。後半21分、ペドリがベンチに退き、リキ・プッチがピッチに立った。後半33分に最後の交代を行なったクーマンは、アラウホに変えて、ミンゲサを送った。
バルサは、諦めることなく、攻め続けたが、ボールはゴールに入りたがらなかった。後半39分にメッシがエリア外から放ったシュートは、わずかに枠をとらえなかった。
90分間の間、バルサは実に20回に渡り、シュートを放ったがゴールがネットを揺らすことはなかった。カンプノウは、欧州大会のグループリーグで実に4年ぶりの黒星を喫することになった。
クーマンの率いるチームは、この結果、グループ2位通過ー内訳は5勝1敗ーを決めることになった。このポジションでの進出は、 2006/07年以来のことだ。この後、可能性のある対戦相手は、マンチェスターシティ、チェルシー、ボルシア・ドルトムンド、リバプールとなる。
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