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フェレンツバーロシュ – FC バルセロナ: 15点満点(0-3)

30分以内に決まった3得点が、チャンピオンズリーグ5節目までの全勝をもたらすことになった

FCバルセロナは、再び、ヨーロッパで勝利を手にして、ブダペストから戻ってくることになった。 これでグループリーグは、5戦5勝だ。グリーズマン、ブライスバイテ、デンベレが前半30分になる前に決めたゴールが、バルサが余裕を持って支配していた試合の勝負を早々とつけた。とはいえ、グループの首位通過に関しては、ユベントスがディナモ・キエフを前に勝利を収めたため、最終節のカンプノウに持ち越されることになった。

絶好調のグリーズマン、ブライスバイテ、デンベレ

既に16強進出が決まっているとはいえ、首位進出を目指す必要がある。メッシ、コウチーニョ、テア・シュテーゲンをバルセロナに残し、ブタペストへ向かったロナルド・クーマンは、プシュカス・アレナで、ネトをゴールマウスに、デスト、ラングレ、ミンゲサ、アルバ、セルヒオ、ピャニッチ、デンベレ、グリーズマン、トリンコン、ブライスバイテをスタメン起用することに決めた。

試合開始後5分には、ブライスバイテがディプスのゴールマウスにシュートを放ったそれは、最初の警告だった。グループ内の首位通過を目指すバルサは、進出が決まっているにもかかわらず、スタートから攻撃の手を緩めなかった。前半12分にジョルディ・アルバが絶好のチャンスを手にするも、ゴールネットをゆらすことはできなかったが、その2分後、アルバのセンタリングを受けたアントニオ・グリーズマンがヒールでゴールを突き刺す華麗な先制点をマーク。3試合連続でゴールをマークし、口火を切った。

続いて前半21分には、左サイドを攻め上がったウスマン・デンベレがセンタリングパスを送り、そのスピーディなプレーに、見事に合わせてマルティン・ブライスが追加点をマーク。ブライスは、この3試合で4得点目を決めた形となった。そのブライスバイテがエリア内で倒されたことを受けて、主審がPKの笛を吹いた。そのPKをデンベレが冷静に沈めて、バルサは、前半30分間で3得点を決め、その後もコンスタントに対戦相手のゴールマウスを脅かしながら、0−3でハーフタイムを迎えた。

試合をコントロール

ロナルド・クーマンは、後半から、ジョルディ・アルバとセルヒオを退け、デ・ヨングとジュニオルを投入。後半10分、左サイドから、ディフェンダーを次々と置き去りにしながら、スピーディな個人プレーで前半まで持っていったデンベレがシュートを打ったが、わずかに枠を捕らえず。後半20分には、ラングレとグリーズマンに変わり、カルラス・アレニャとリキ・プッチがピッチに立った。ディナモ・キエフと3位の座を争っているフェレンツバーロシュも、後半28分に絶好のチャンスを手にし、バトゥリナが一瞬の隙をついて、正面からパワフルなシュートを放つも、ネトの冴えたセービングが、失点を許さなかった。後半35分には、ブライスバイテがベンチに退き、コンラッドがピッチに立った。その直前には、ピャニッチのシュートがポストをかすった他、とりわけ、デンベレは、何度となくチャンスを生み出し、点差を広げる寸前だったが、結果的に、3-0 が最終スコアとなった。バルサは、勝ち点3点差で優位な位置にいるものの、首位通過を望むなら、ゴールアベレージを見ながら、最終節に勝利をあげる必要がある。まずは、15点中15点を手にし、バルサはバルセロナに帰ることになる。

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